伊メディアが確認したところ…
パウロ・ディバラの移籍で、レアル・マドリーとユベントスが合意――。
移籍市場終了が2日後と迫った8月29日、そんな驚きの情報がSNSで出回った。
伝えたのは、「マウリシオ・イダルゴ」というアカウントのツイッター。プロフィールによると、スポーツジャーナリストで14年のキャリアを誇る。そして現在は、アルゼンチン紙『Olé』のマドリー番記者を務めているという。
このアカウントによると、両クラブが合意し、ディバラはこの夏のマーケットでマドリーに移籍するというのだ。移籍金は1億8000万ユーロ(約234億円)。選手は1600万ユーロ(約20億8000万円)の年俸を得るとされている。
移籍市場終了が2日後と迫った8月29日、そんな驚きの情報がSNSで出回った。
伝えたのは、「マウリシオ・イダルゴ」というアカウントのツイッター。プロフィールによると、スポーツジャーナリストで14年のキャリアを誇る。そして現在は、アルゼンチン紙『Olé』のマドリー番記者を務めているという。
このアカウントによると、両クラブが合意し、ディバラはこの夏のマーケットでマドリーに移籍するというのだ。移籍金は1億8000万ユーロ(約234億円)。選手は1600万ユーロ(約20億8000万円)の年俸を得るとされている。
さらに、ディバラ移籍の背景には、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督との不和があるとし、マドリーのジュレン・ロペテギ監督が電話でディバラを説得したとのこと。ユベントスはマドリーのオファーを良く受け止めており、ディバラはクリスチアーノ・ロナウドの背番号7を受け継ぐという。
事実であれば、マドリーが「C・ロナウドの後継者」としてディバラを獲得するというビッグニュースだろう。だが、イタリア・メディアによると、これはフェイクニュースの可能性が高いようだ。
イタリアサイト『Calciomercato.com』は、ディバラが残留すると報道。また、『Corriere dello Sport』は、「マウリシオ・イダルゴ」はスペインの連続ドラマの主人公の名前であり、プロフィール写真は実在する別の記者のものだと指摘している。
また『Sport Mediaset』は、Olé紙に確認したところ、「マウリシオ・イダルゴ」という人物が同紙で働いていないことが分かったと伝えている。
実際、ゴンサロ・イグアインを放出したユベントスが、背番号10を纏ってC・ロナウドのパートナーとなることが期待されるディバラを手放すことは考えにくい。セリエAのマーケットがすでに閉まっており、代役獲得の可能性がない状況ではなおさらだ。
もちろん、サッカーの世界に絶対はない。だが、少なくともイタリアのメディアは、「マウリシオ・イダルゴ」のアカウントから発せられたディバラ移籍説は信用に値しないと見ているようだ。