投入後から流れを変えた武藤だったが…。
現地8月26日、プレミアリーグ第3節、ニューカッスル対チェルシーが、セント・ジェームズ・パークで行なわれた。
難敵を本拠地に迎えたニューカッスルは、複数の怪我人が出たこともあり、前節のメンバーから一部を変更。今夏に獲得したベネズエラ代表FWのサロモン・ロンドンとアルゼンチン代表DFのフェデリコ・フェルナンデスを今シーズン初めて先発で起用した。なお、注目を集めた日本代表FW武藤嘉紀は3試合連続ベンチスタートとなっている。
試合は開幕2連勝と好スタートを切ったチェルシーが序盤から主導権を握る。5バック気味のシステムを用いたニューカッスルを守勢に回すと、23分にエデン・アザールがミドルシュート、34分にペドロ・ロドリゲスが、右サイドからボックス内に侵入してシュートを放ち、ゴールに迫った。
防戦一方となったニューカッスルだったが、ゴール前に人を割いた人海戦術でチェルシーの多彩な攻めに応戦。チャンスこそなかったが、何とか前半をスコアレスで折り返した。
攻守の構図がハッキリと表れた両者の戦いは、後半に入っても同様の展開で進行する。
難敵を本拠地に迎えたニューカッスルは、複数の怪我人が出たこともあり、前節のメンバーから一部を変更。今夏に獲得したベネズエラ代表FWのサロモン・ロンドンとアルゼンチン代表DFのフェデリコ・フェルナンデスを今シーズン初めて先発で起用した。なお、注目を集めた日本代表FW武藤嘉紀は3試合連続ベンチスタートとなっている。
試合は開幕2連勝と好スタートを切ったチェルシーが序盤から主導権を握る。5バック気味のシステムを用いたニューカッスルを守勢に回すと、23分にエデン・アザールがミドルシュート、34分にペドロ・ロドリゲスが、右サイドからボックス内に侵入してシュートを放ち、ゴールに迫った。
防戦一方となったニューカッスルだったが、ゴール前に人を割いた人海戦術でチェルシーの多彩な攻めに応戦。チャンスこそなかったが、何とか前半をスコアレスで折り返した。
攻守の構図がハッキリと表れた両者の戦いは、後半に入っても同様の展開で進行する。
80%近いポゼッションを維持するチェルシーは、ニューカッスルの分厚い壁をこじ開けるべく、10番のアザールが起点となった細かいパスワークで崩しにかかる。
そうして60分が過ぎ、90%も支配されるようになったニューカッスルだが、ボールを奪ってから、ただ前に蹴り出すという守備的なプレーを徹底。そんなホームチームを攻めあぐねたチェルシーは交代策で打開を図る。65分にモラタを下げてフランス代表FWのオリビエ・ジルー、69分にはペドロに代えてブラジル代表MFのウィリアンを投入した。
攻撃的なカードを矢継ぎ早に切って、より攻勢を強めたチェルシーは、程なくして均衡を破る。76分、ボックス内で倒されたマルコス・アロンソがPKを奪取。これをアザールが落ち着いて決めた。
ついに牙城を崩されたニューカッスルは図ったかのように動く。79分、DFのファビアン・シェアに代えて武藤をピッチに送り込んだのだ。投入後から4-4-1-1のシャドーポジションに配置された武藤は、相手のボールホルダーへ果敢にプレッシャーをかけ、停滞していた攻撃にアグレッシブさを生もうと奮闘する。
武藤の投入直後から、この試合で初めてと言っていいほどに活気づいたニューカッスルは、その流れに乗ってワンチャンスをモノにする。83分、右サイドでボールを奪取したディアンドレ・イェドリンのクロスをニアサイドで合わせたホセルが同点ゴールをねじ込んだ。
振り出しに戻った試合だったが、すぐさまアウェーチームが決勝点を奪う。
87分、敵陣左サイドで得たFKでキッカーを務めたウィリアンがファーサイドへボールを供給。これをジルーが折り返し、ボックス内でM・アロンソがシュート。これをニューカッスルのイェドリンが触って無情にもゴールへと吸い込まれた。
終盤に大きな展開を見せた試合は、そのまま終了。序盤から攻め抜いたチェルシーは2-1と競り勝ち、開幕3連勝を飾った。一方、敗れたニューカッスルは3戦未勝利となった。