新シーズンの開幕前に厳しい言葉を投げかける。
8月10日に開幕するプレミアリーグ。そんな新シーズンの到来を前にサウサンプトンの吉田麻也は気を引き締めている。全ては昨シーズンのような失態を繰り返さないためだ。
昨シーズンのサウサンプトンは、シーズン前からトランスファーリクエストを提出していたDFリーダーのフィルジル・ファン・ダイクを1月に引き抜かれ、チームバランスが崩壊。頼みの攻撃陣も不発に終わり、残留か降格かという危険水域でもがき続けた。
そんな中でも吉田は、時にキャプテンマークを巻いてピッチでチームを鼓舞。守備の要として公式戦28試合で2ゴールをマークして、降格回避に貢献していた。
今夏は、日本代表としてロシア・ワールドカップに参戦した吉田は、そこでも、不動のセンターバックとして全4試合に出場し、2大会ぶりの16強入りに大きく貢献。その存在感の高さを知らしめた。
昨シーズンのサウサンプトンは、シーズン前からトランスファーリクエストを提出していたDFリーダーのフィルジル・ファン・ダイクを1月に引き抜かれ、チームバランスが崩壊。頼みの攻撃陣も不発に終わり、残留か降格かという危険水域でもがき続けた。
そんな中でも吉田は、時にキャプテンマークを巻いてピッチでチームを鼓舞。守備の要として公式戦28試合で2ゴールをマークして、降格回避に貢献していた。
今夏は、日本代表としてロシア・ワールドカップに参戦した吉田は、そこでも、不動のセンターバックとして全4試合に出場し、2大会ぶりの16強入りに大きく貢献。その存在感の高さを知らしめた。
そして、W杯後のつかの間の休暇を終え、1日からサウサンプトンに合流した吉田は、5日に行なわれたボルシアMGとのプレシーズンマッチに69分から出場。自身の出場後は無失点で切り抜けたものの、チームは0-3で黒星を喫した。
この惨敗を受け、チーム最古参でもある吉田はクラブの公式サイトで、「簡単にやられすぎている」と、サウサンプトンの現状に警鐘を鳴らした。
「誰もが、もう少しトレーニングをする必要がある。僕たちはやらなければいけないんだ。なぜなら、簡単にやられすぎているから。そして、チャンスがあったにもかかわらず、ゴールを決められていない。それぞれがしっかりと取り組む必要がある」
吉田がチームに檄を飛ばすのは、昨シーズンのような過ちを繰り返さないためである。29歳のCBは、さらに続けて言い放った。
「チャンスがあるとき、それを生かさなければいけない。そうでなければ、僕たちは昨シーズンと同じように苦労するだろう。プレミアリーグは最高の場所であり、僕たちはそれを楽しまなければならない。でも、楽しむためには、戦う必要がある。昨シーズンはスタートした時に多くのポイントを失ってしまった。もう同じミスを繰り返すことはできない。そこから学ばなければいけない」
はたして、プレミアリーグで7シーズン目を迎える吉田の声はチームの発奮に繋がるのか。なお、サウサンプトンは8月12日に本拠地で行なわれる開幕戦でバーンリーと対戦する。