夢の舞台に乗り込む武藤に寄せられる期待。
現地時間8月2日、無事に英国内での就労ビザが認可され、晴れてプレミアリーグの古豪ニューカッスルの一員となった日本代表FWの武藤嘉紀は、自身の夢でもあった舞台にようやく足を踏み入れる。
そんな日本代表ストライカーへの期待値は、膨らむばかりだ。プレミアリーグの公式サイトは、武藤のニューカッスル加入が決まったことを伝えたうえで、「オカザキが目標になる」と綴っている。
2015年夏、武藤はレスターへ移籍した岡崎慎司の後釜として、マインツに鳴り物入りで入団した。
そんな日本代表ストライカーへの期待値は、膨らむばかりだ。プレミアリーグの公式サイトは、武藤のニューカッスル加入が決まったことを伝えたうえで、「オカザキが目標になる」と綴っている。
2015年夏、武藤はレスターへ移籍した岡崎慎司の後釜として、マインツに鳴り物入りで入団した。
「ドイツで力をつけてから、プレミアリーグに臨みたいと思っていた」(『NUFCTV』より)と語る本人の言葉通り、日本人では元日本代表FW高原直泰以来2人目となるブンデスリーガでのハットトリックを達成するなど、武藤は己を磨き続け、3年間で公式戦72試合23ゴールという成績を収めた。
そして、再び“先輩”岡崎の後を追うようにして、プレミアリーグの舞台に乗り込む武藤に対して、同リーグの公式サイトは、“先人超え”を要求した。
「このリーグでネットを揺らした経験を持つ日本人はこれまでに5人いるが、ムトウには、レスターのストライカー、シンジ・オカザキのリーグ通算14ゴールの更新を求めなければならない。なぜなら、それが日本人最多得点記録だからだ」
ニューカッスル入団に際して公開されたクラブ公式のインタビューで、「このクラブの歴史に名を残したい」と意気込み、さらに地元紙『Evening Chronicle』の取材では「今シーズンの目標は10ゴール」と公言している武藤。はたして、その公約を果たし、そして岡崎超えを達成できるか? 期待のニューカマーの活躍に注目だ。