"宮本ガンバ"の初陣は1-1ドロー!鹿島相手に米倉の「ラッキーゴール」で追いつく

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年07月28日

クロスの当たり損ねがそのままゴールへ

初陣で勝点1を確保した宮本監督。連敗を止められたのは好材料だ。写真:川本学

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 J1リーグ18節のG大阪対鹿島が28日、パナソニックスタジアム吹田で行なわれ、1-1の引き分けに終わった。
 
 この試合が初陣となったG大阪の宮本恒靖監督は、20歳の高宇洋をスタメンでJデビューさせる大胆策に出た。一方の鹿島は内田篤人が6試合ぶりに先発に名を連ねた。
 
 最初に決定機を迎えたのはG大阪だ。8分に高い位置からのプレスでアデミウソンがボールを奪い、GKと1対1に。しかし、枠を外して絶好のチャンスを逃してしまう。
 
 その後はお互いに中盤でボールは持てるが、最後の局面を崩し切れないもどかしい展開が続く。そうして迎えた41分。セットプレーから鹿島が少ないチャンスをモノにした。
 
 右サイドから永木亮太が蹴ったボールをファーの犬飼智也が折り返し、ゴール前に詰めた町田浩樹が押し込んだ。町田はこれがJ初ゴール。前節のアシストに続き、2試合連続で得点に絡む出色のパフォーマンスだ。
 
 だが、G大阪もここから意地を見せ、ラッキーな形で同点弾を奪う。70分、右サイドで複数人が絡んで鹿島のプレスをかわし、米倉恒貴がクロスを供給。これがGKクォン・スンテの頭上を通過し、ファーサイドのネットに吸い込まれた。試合後のフラッシュインタビューで米倉自身が「クロスの当たり損ねが入った感じです。ラッキーゴールでした」と告白した幸運が味方した1点だった。
 
 結局、試合はそのまま1-1で終了。宮本新監督率いるG大阪は勝点1を確保し、連敗を2で止めた。一方の鹿島は3連勝こそならなかったが、中2日で迎えたハードスケジュールのアウェーゲームでの引き分けだ。最低限の結果は残したと言えるだろう。
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