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イングランド快進撃の秘訣は「特訓を重ねた」セットプレー? 歴史的数字が示す勝負強さ【ロシアW杯】

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年07月08日

強国フランスと比較しても興味深い数字が。

スウェーデンの堅守を打ち破る強烈なヘディングシュートをCKから見舞ったマグワイア。このCBをはじめとする選手たちは、セットプレーに自信を持っている。 (C) Getty Images

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【7月7日・サマラ|準々決勝 スウェーデン 0-2 イングランド】

 自慢の武器をいかんなく発揮をしてのベスト4入りだった。

 イングランドはスウェーデンに対して勇猛果敢に立ち向かい、攻守両面で圧倒。24歳の若き守護神ジョーダン・ピックフォードの奮闘もあり、見事な完封劇を演じて、28年ぶりのベスト4入りを決めた。

 いまや英国中を熱狂に包み込み、元イングランド代表CBのリオ・ファーディナンドが、「正直言って驚いている」と、公共放送「BBC」で語るほど、望外の躍進を見せている「スリーライオンズ」。この快進撃が生まれた理由は? それを紐解くカギが、セットプレーでの勝負強さにある。

 今大会のイングランドの総得点数は「11」だが、その内の8つがセットプレーから生まれている。

 すでに準決勝進出を果たし、優勝候補の筆頭にも挙げられているフランスのセットプレーからのゴールは、全9得点中3点(2つはPK)。これと比べても、イングランドのセットプレーでの勝負強さが際立ったものだと言えるはずだ。

 さらに「BBC」によれば、W杯でセットプレーから8ゴールを奪ったチームは、イングランドで開催された1966年大会のポルトガル以来だという。

 平均身長は182.7cmと、ずば抜けて上背があるわけではないイングランドだが、その際立ったセットプレーの強さには、指揮官や選手たちも手応えを口にする。流れの中から点を取れていないことも指摘されているガレス・サウスゲイト監督だが、「問題ない」と、批判を意に介していない。

「FKやCKから点を取るのは我々のスタイルであり、強みだ。相手は我々をファウルで止めている。そこから得点できるならば素晴らしいことだろう」

 また、スウェーデンとの一戦で貴重な先制点をCKから挙げたハリー・マグワイアは、「セットプレーは僕らの強みで、重要なプレーさ。何度も練習を重ねてきたから自信があるんだ」と誇らしげに語った。

 さらに、チームキャプテンで主砲のハリー・ケインも、「練習場で一生懸命に取り組んできた成果だ。一昔前のロングボールスタイルとは質が違うよ」と、批判を一蹴している。

 強みを最大限に活かし、快進撃を続けるイングランド。はたして、その勢いで52年ぶりの世界一の座に就くことができるのか。まずは、クロアチアとの準決勝に注目したい。
 
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