右足アウトサイドで美しい弧を描いて
現地時間6月25日、ロシア・ワールドカップのグループBは最終節を迎えた。引き分けでもグループリーグ突破が決まるポルトガルにイランが挑んだ一戦。鮮やかなゴラッソで先制点をねじ込んだのが、ポルトガル代表の34歳FWリカルド・カレスマだ。
序盤から両チームともハイインテンシティーで激しく身体をぶつけ合い、なかなか好機を掴めない展開。イランの厳しいチャージに手を焼いていたポルトガル攻撃陣だが、カレスマ&セドリク・ソアレスの右サイドを軸に突破口を見出すと、徐々に中東の雄を押し込んでいく。すると前半終了間際、目の覚めるようなファインゴールが生まれる。セドリクとのワンツーで中央へ切れ込んだカレスマが、右足アウトサイドで意表を突くダイレイトショット! これが美しいシュート回転の弧を描き、ファーサイドのゴールネットを揺らしたのだ。
序盤から両チームともハイインテンシティーで激しく身体をぶつけ合い、なかなか好機を掴めない展開。イランの厳しいチャージに手を焼いていたポルトガル攻撃陣だが、カレスマ&セドリク・ソアレスの右サイドを軸に突破口を見出すと、徐々に中東の雄を押し込んでいく。すると前半終了間際、目の覚めるようなファインゴールが生まれる。セドリクとのワンツーで中央へ切れ込んだカレスマが、右足アウトサイドで意表を突くダイレイトショット! これが美しいシュート回転の弧を描き、ファーサイドのゴールネットを揺らしたのだ。
圧巻の一撃に、FIFA(国際サッカー連盟)公式サイトも絶賛した。「あまりにもセンセーショナルな一発! (イランGKの)アリ・ベイランバンドにとっては阻止不能なショットだ。その前にも何度か狙っていた形で、ついにカレスマがゴールをこじ開けた。文句なしの出来栄えである」と描写。マジカルな右足は健在だった。
クリスチアーノ・ロナウドは同世代で、苦楽を共にしてきた大親友。初めてのワールドカップで初先発を飾った僚友カレスマを誰よりも熱く祝福したのが、この稀代のスーパースターだった。
後半開始早々、ポルトガルはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の恩恵でPKを得たがC・ロナウドが失敗する。その後もイランの鋭いフォアチェックとショートカウンターに晒され、後半アディショナルタイムにPKから同点とされて……。なんとか1-1で凌ぎ切り、グループ2位の座を死守した。
スペインとともにグループリーグ突破を決めたポルトガルは、ラウンド・オブ16で強豪ウルグアイと相まみえる。
クリスチアーノ・ロナウドは同世代で、苦楽を共にしてきた大親友。初めてのワールドカップで初先発を飾った僚友カレスマを誰よりも熱く祝福したのが、この稀代のスーパースターだった。
後半開始早々、ポルトガルはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の恩恵でPKを得たがC・ロナウドが失敗する。その後もイランの鋭いフォアチェックとショートカウンターに晒され、後半アディショナルタイムにPKから同点とされて……。なんとか1-1で凌ぎ切り、グループ2位の座を死守した。
スペインとともにグループリーグ突破を決めたポルトガルは、ラウンド・オブ16で強豪ウルグアイと相まみえる。