「あまりにセンセーショナル!」ポルトガル代表の34歳重鎮が技ありゴラッソで大仕事!

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月26日

右足アウトサイドで美しい弧を描いて

親友ロナウド(右)の熱い祝福を受けるカレスマ(左)。W杯初先発となったイラン戦で初ゴールをマークした。(C)Getty Images

画像を見る

 現地時間6月25日、ロシア・ワールドカップのグループBは最終節を迎えた。引き分けでもグループリーグ突破が決まるポルトガルにイランが挑んだ一戦。鮮やかなゴラッソで先制点をねじ込んだのが、ポルトガル代表の34歳FWリカルド・カレスマだ。
 
 序盤から両チームともハイインテンシティーで激しく身体をぶつけ合い、なかなか好機を掴めない展開。イランの厳しいチャージに手を焼いていたポルトガル攻撃陣だが、カレスマ&セドリク・ソアレスの右サイドを軸に突破口を見出すと、徐々に中東の雄を押し込んでいく。すると前半終了間際、目の覚めるようなファインゴールが生まれる。セドリクとのワンツーで中央へ切れ込んだカレスマが、右足アウトサイドで意表を突くダイレイトショット! これが美しいシュート回転の弧を描き、ファーサイドのゴールネットを揺らしたのだ。

 
 圧巻の一撃に、FIFA(国際サッカー連盟)公式サイトも絶賛した。「あまりにもセンセーショナルな一発! (イランGKの)アリ・ベイランバンドにとっては阻止不能なショットだ。その前にも何度か狙っていた形で、ついにカレスマがゴールをこじ開けた。文句なしの出来栄えである」と描写。マジカルな右足は健在だった。
 
 クリスチアーノ・ロナウドは同世代で、苦楽を共にしてきた大親友。初めてのワールドカップで初先発を飾った僚友カレスマを誰よりも熱く祝福したのが、この稀代のスーパースターだった。

 後半開始早々、ポルトガルはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の恩恵でPKを得たがC・ロナウドが失敗する。その後もイランの鋭いフォアチェックとショートカウンターに晒され、後半アディショナルタイムにPKから同点とされて……。なんとか1-1で凌ぎ切り、グループ2位の座を死守した。
 
 スペインとともにグループリーグ突破を決めたポルトガルは、ラウンド・オブ16で強豪ウルグアイと相まみえる。
【関連記事】
「なぜホンダを外した?」ハリルの元右腕はTV番組での問い掛けにどう答えた?
「サカイを思い切り褒めてあげたい」英誌・熟練記者がセネガル戦の“ツボ”を紐解く
現地直送! ロシアを彩る『美しすぎる』世界のサポーターたち
【ポーランド戦はこのスタメンで戦え!!】現状維持か。いや、勇気を持って東口を先発させよ
「衝撃的に酷い」「あれでW杯の正GK?」川島永嗣の"完全なミス"を海外メディアもファンも辛辣批判!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ