土壇場でチームを救ったエース!
イングランドがチュニジアに劇的な勝利を遂げた。
6月18日のチュニジア戦、イングランドは11分にチームの大黒柱でキャプテンのハリー・ケインがCKのこぼれ球を押し込んで先制点をゲット。上々の滑り出しをみせる。
しかし、これで気が抜けてしまったスリーライオンズ(※イングランド代表の愛称)はトーンダウンして全体が間延びすると、35分にカイル・ウォーカーが自陣ボックス内でファハレディン・ベン・ユセフの顔面を払う不用意な応対でPKを献上。これをフェルジャニ・サシに決められて同点とされた。
後半に入ってもイングランドのギアは上がらない。チュニジアを押し込んだが、布陣を3バックに変更してゴール前を固めた相手の堅牢を打ち破る術を見出せず、じりじりした展開が続いた。
そして迎えた後半アディショナルタイム1分、土壇場でチームを救ったのはエースだった。右からのCKをハリー・マグワイアがボックス内中央ですらすと、流れたボールをファーサイドに立っていたケインがヘディングで押し込んで決勝弾を奪った。
6月18日のチュニジア戦、イングランドは11分にチームの大黒柱でキャプテンのハリー・ケインがCKのこぼれ球を押し込んで先制点をゲット。上々の滑り出しをみせる。
しかし、これで気が抜けてしまったスリーライオンズ(※イングランド代表の愛称)はトーンダウンして全体が間延びすると、35分にカイル・ウォーカーが自陣ボックス内でファハレディン・ベン・ユセフの顔面を払う不用意な応対でPKを献上。これをフェルジャニ・サシに決められて同点とされた。
後半に入ってもイングランドのギアは上がらない。チュニジアを押し込んだが、布陣を3バックに変更してゴール前を固めた相手の堅牢を打ち破る術を見出せず、じりじりした展開が続いた。
そして迎えた後半アディショナルタイム1分、土壇場でチームを救ったのはエースだった。右からのCKをハリー・マグワイアがボックス内中央ですらすと、流れたボールをファーサイドに立っていたケインがヘディングで押し込んで決勝弾を奪った。
ガレス・サウスゲイト監督の指揮下で世代交代が進み、上位進出が期待されたなかで、痺れる激闘を制した代表チームを英国メディアは手放しで褒めちぎっている。英国営放送『BBC』はマッチサマリーのなかで「ドラマチックな勝利だ」と銘打って、粘り勝ちを収めたチームを称えた。
「サウスゲイトは2016年11月に就任してからチームにポジティブな雰囲気をもたらし、1958年大会以来、もっとも平均年齢の低いイングランドを攻撃的なチームへと変貌させ、その効果をW杯初戦で発揮した」
また、かつてイングランド代表のウインガーとして鳴らし、現在は『BBC』のラジオ解説者を務めるクリス・ワドルも、劇的な勝利を興奮気味にまとめている。
「試合を支配したイングランドが最後に報われた試合だった。今夜の彼らは全員が仕事をしていた。もし、1-1で終わっていたならきっと彼らは批判されていた。しかし、イングランドの戦士たちはそうした批判には値しなかった。というよりも、チュニジアがひどすぎた。ただ、イングランドは最後に報われて正しい終わりを迎えることができた。彼らのプレーのテンポはかなり良かったと思う」
相手の堅い守備に手を焼きながらも24歳の若きキャプテンの2発で白星スタートを切ったイングランド。6月24日に行なわれる次節のパナマ戦に勝利すれば、グループリーグ突破が確実となるだけに是が非でも勝利したいところだ。
「サウスゲイトは2016年11月に就任してからチームにポジティブな雰囲気をもたらし、1958年大会以来、もっとも平均年齢の低いイングランドを攻撃的なチームへと変貌させ、その効果をW杯初戦で発揮した」
また、かつてイングランド代表のウインガーとして鳴らし、現在は『BBC』のラジオ解説者を務めるクリス・ワドルも、劇的な勝利を興奮気味にまとめている。
「試合を支配したイングランドが最後に報われた試合だった。今夜の彼らは全員が仕事をしていた。もし、1-1で終わっていたならきっと彼らは批判されていた。しかし、イングランドの戦士たちはそうした批判には値しなかった。というよりも、チュニジアがひどすぎた。ただ、イングランドは最後に報われて正しい終わりを迎えることができた。彼らのプレーのテンポはかなり良かったと思う」
相手の堅い守備に手を焼きながらも24歳の若きキャプテンの2発で白星スタートを切ったイングランド。6月24日に行なわれる次節のパナマ戦に勝利すれば、グループリーグ突破が確実となるだけに是が非でも勝利したいところだ。