現地６月17日のスイス戦、セレソンの至宝は、相手のハードマークに苦しみ最後まで輝きを放つことはなかった。そう、ネイマールのことだ。

　ブラジルは20分にフィリッペ・コウチーニョの鮮やかなミドルシュートで先制するも、50分にセットプレーから失点。頼みの綱だったネイマールもまったく振るわずノーゴールに終わり、悔しいドロースタートとなった。

　この試合でネイマールがプレー以上に注目を集めたのが、新調したヘアースタイルだ。これまではパンチ気味のパーマだったが、この試合にはリーゼントのようなボリュームを持たせたセミパーマで登場。髪色も明るいブロンドに変更したのだ。

　これまでも新しいヘアースタイルを取り入れるたびにファンから人気を集めてきたネイマールだが、斬新さを取り入れた今回はあまり評判がよろしくない。

　英紙『Daily Star』が、「ネイマールが奇妙な“スパゲッティ・スタイル”で登場」と銘打ち、「彼の新しい髪型は大きな反響を呼んだ」と綴れば、同じく英紙『The SUN』も「カップヌードルみたいな髪となったネイマールは嘲笑された」と伝えた。
 

　ツイッターにおけるファンの評価もお世辞にも高いとは言えない。「カッコイイ！」、「スタイリッシュだ」といったつぶやきがなかったわけではないが、辛辣なコメントが多く並んでいる。

「ネイマールの髪型は悪くなり続けている」
「2002年のロナウドみたいにダサい」
「一体何があってそうなったんだ」
「パスタを乗っけたの？」
「クソみたいな髪型を気にしているから活躍できないんだ」
「劣悪なスタイル」
「スパゲッティにインスピレーションを得たスタイルだね」

　今年２月に負った右足の第５中足骨の骨折から懸命な治療で戻ってきたネイマール。そんな当人からすれば、心機一転を図ったつもりだったのかもしれないが、残念ながら不評を買ってしまった。