メッシへの対抗心? C・ロナウドの謎のゴールパフォーマンスが話題に

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月17日

ツイッターで議論を巻き起こしたゴールパフォーマンス。

C・ロナウドが値千金の先制弾を決めて披露したのが、「アゴなで」パフォーマンスだった。はたして、その行動に何の意味があったのだろうか。 (C) Getty Images

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 ポルトガル代表の絶対的エース、クリスチアーノ・ロナウドは、現地6月15日に行なわれたスペインとのグループリーグ初戦で、いきなりハットトリックを記録。試合は3-3の引き分けに終わったが、世界が注目した一戦でチームを力強く牽引した。

 そんな彼が、先制点を決めた直後に披露したゴールパフォーマンスが今、ちょっとした話題となっている。

 開始早々の4分、敵陣で果敢なドリブル突破を仕掛けたC・ロナウドは、レアル・マドリーのチームメイトでもあるナチョに倒されてPKを獲得。これを難なく沈めた直後、サッカー界の屈指のカリスマは喜びを爆発させながら、はっきりと、自分のアゴをなでたのだ。

 これがファンの関心を誘った。ツイッターでは、「年寄りになってもまだやれるって意味じゃないか?」や「あらゆる批判に対してアピールしたんじゃないか?」など、様々な議論が飛び交った。

 そうしたSNSでの話題を取り上げたのが米紙『USA Today』で、「なぜ、C・ロナウドは得点後にアゴをなでたのか?」という特集記事を展開した。

「彼は全ての得点後、典型的な反転パフォーマンスにバリエーションを加えたが、1点目を決めた直後のアゴをなでるパフォーマンスは際立っており、ツイッターでも多くの興味を誘った。彼は多くの者に対し、その意図の解釈を委ね、最後まで真意を明らかにすることはなかった」

 一方、謎が深まる議論に対して、AP通信は一応の“答え”を出している。

 他のメディアと同様にC・ロナウドのゴールパフォーマンスがSNSで話題となっていることを紹介した同紙は、「なぜ、彼はあんなゴールパフォーマンスをやったのか?」と銘打ち、独自の見解を披露した。

「C・ロナウドはW杯4大会連続で得点した史上4人目の選手となり、自らがいかに優れているかを示したかっただけである。『俺こそが史上最高(GOAT)だ』とリオネル・メッシにアピールしたのだ」

「GOAT」とは“史上最高(Greatest of all time)”の略語で、大会直前、アルゼンチン代表FWのリオネル・メッシは、ヤギ(英語で「Goat」)とともにアディダス社の広告に出ていた。C・ロナウドはそれに対し、強烈なアピールをしたというわけだ。

 これはあくまで憶測にすぎず、真意のほどは定かではない。いずれにせよ、C・ロナウドのスペイン戦での千両役者っぷりが、世界を賑わせたのは間違いない。さすがスーパースターである。
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