新記録樹立のC・ロナウド、圧巻のハットトリックはW杯史上何位のパフォーマンス?

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月16日

主要大会での「FKゴール」は45回目にして初。

C・ロナウドにとってキャリア通算51回目のハットトリックは偶然にも…。(C)Getty Images

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 圧巻のパフォーマンスだった。ポルトガル代表のキャプテンでエースのクリスチアーノ・ロナウドは、6月15日のロシア・ワールドカップ(W杯)初戦で、スペインを相手にハットトリックを記録。一時は逆転を許した試合を3-3の引き分けに持ち込み、チームに勝点1をもたらした。

 C・ロナウドは開始早々の4分、みずから倒されて得たPKを決めて先制点を奪取。データサイト『Opta』によれば、W杯やEURO、コパ・アメリカといったいわゆる主要大会で、C・ロナウドは8大会連続ゴールを記録した史上初めての選手になったという。

 W杯だけを見ても、このポルトガルの大エースは出場した4大会すべてで得点を記録。これは「サッカーの王様」ペレやドイツのレジェンドであるウーベ・ゼーラー、そしてW杯通算得点記録を持つミロスラフ・クローゼと並び、史上4人目の快挙だ。

 前半終了間際にミドルシュートで2点目を挙げたC・ロナウドは、1点のビハインドを背負って迎えた88分、FKを直接叩き込み、ハットトリックを完成させた。直接FKのチャンスを得たのは、これがW杯とEUROを合わせて45回目。ゴールネットを揺らしたのは意外にも初めてだった。
 
 さらにC・ロナウドは、ハットトリックのW杯記録も塗り替えた。33歳130日でのハットトリックは、W杯史上最年長記録だという。ちなみに、C・ロナウドにとってキャリア通算51回目となった今回のハットトリックは、W杯における通算51回目のハットトリックでもあった。

 数々の快挙に加え、初戦での黒星という危機からチームを救ったC・ロナウド。その桁外れのパフォーマンスに、英国メディア『BBC』は、「この一戦はW杯史上最高の試合のひとつに、クリスチアーノのハットトリックは今大会でもっとも記憶に残る瞬間のひとつになるだろう」と称賛した。

 ただもちろん、88年の歴史を誇るW杯だけに、個人が圧巻のパフォーマンスを見せた例はこれが初めてではない。はたして、スペイン戦のC・ロナウドのハットトリックをランク付けするとしたら、W杯史上何位になるのか――。『BBC』は“ライバル候補”に以下の5選手を挙げている。


◆オレグ・サレンコ(ロシア/1994年アメリカ大会)
グループリーグ最終節のカメルーン戦で5ゴールを挙げ、6-1の大勝に貢献。1試合5得点の記録はいまだ破られていない。この大会、ロシアは決勝トーナメントに進めなかったものの、サレンコは計6ゴールで得点王に輝いた。

◆シャーンドル・コチシュ(ハンガリー/1954年スイス大会)
韓国との初戦でハットトリックを記録したコチシュは、続く西ドイツ戦でさらに爆発。4ゴールを奪って母国を8-3の勝利に導いた。ただハンガリーは、その西ドイツに決勝で敗れ、優勝を逃している。

◆ジネディーヌ・ジダン(フランス/1998年フランス大会)
地元開催でフランスに初優勝をもたらした立役者。怪物ロナウドとの対決が注目されたブラジルとの決勝で2ゴールを奪い、大会を制した。

◆エウゼビオ(ポルトガル/1966年イングランド大会)
グループリーグでイタリアを下したダークホース・北朝鮮との準々決勝で、25分までに3失点と窮地に立たされたポルトガルを救った。ふたつのPKを含む4ゴールで試合をひっくり返し、5-3と逆転勝利に導いている。

◆ジェフ・ハースト(イングランド/1966年イングランド大会)
西ドイツとの決勝戦でハットトリックを達成。W杯決勝でのハットトリックは、後にも先にもこの一度だけ。決勝ゴールが論争の的にはなったが、イングランドに初優勝をもたらしたハーストは、のちにナイトの勲章を授与されている。
 

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