「サウジ0-5」に何を思う。日本代表の面々の様々な反応

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2018年06月16日

西野監督ほか、代表戦士4人の反応は?

日本代表の監督、選手のそれぞれの反応は? 写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

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 ロシア・ワールドカップの開幕戦は衝撃の展開。1年前のコンフェデレーションズカップでグループリーグ敗退を喫し、下馬評の低かったロシアがサウジアラビアに5-0と圧勝したのだ。「まあ、サッカーだから、そういうこともあるので」という酒井宏樹はそれでも、「グループリーグでの0-5はそのまま敗退を意味します」とこの大敗がサウジアラビアに与えるダメージは甚大なものだとも話していた。
 
 酒井宏の他にもサウジ惨敗について言及してくれた選手はいる。そのひとりである山口蛍は「(サウジアラビアが)アジアであれだけやれても、結局……。試合を観て緩い部分というか、そういうのもたくさんあったし、それがああいう結果につながってしまったのかなと思う」とコメント。「結果は驚き」という川島永嗣は「初戦プラス開幕戦で余計に難しさはある」といわゆるプレッシャーがサウジの足かせになったというような発言をしていた。
 
 川島と同じような感覚を持っていたのが、武藤嘉紀だ。
 
「ワールドカップの難しさ、サウジアラビはかなり呑まれてしまったと思います。日本との試合ではかなり良いサッカーをやっていたサウジアラビアが、ワールドカップでは何もできなかったことを見ると、それほど難しいところなのかなと思います。やはり雰囲気に呑まれないこと、とにかく全員がポジティブに頭を働かせないといけない」
 
 西野朗監督に至っては「タフに戦えていかなった」とサウジの戦い方を疑問視しているようだった。
 
「そうですね。オープニングは色々な要素があるでしょうが、それにしても真っ向から戦いにいったなという感じはします。90分、94分に失点しているというところは少し、タフに最後まで戦えていなかったのかなとは思います」
 
 同じアジア勢だからだろうか、「ああいう試合を見て自分たちがやらなければいけないなという気持ちになった」とサウジの敗戦で川島の魂には火がついたようだ。酒井宏も「得失点差という部分もこだわって、最終的に決勝トーナメントに行けるように」と改めて気を引き締めていた。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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