選手、指導者としてもマドリー在籍経験あり
レアル・マドリーは6月12日(現地時間)、新シーズンからの監督に、現在はスペイン代表を率いているジュレン・ロペテギが就任することを、公式サイトなどで発表した。
契約期間は3年で、間もなく開幕するロシア・ワールドカップが終了した後、クラブに合流することとなる。
契約期間は3年で、間もなく開幕するロシア・ワールドカップが終了した後、クラブに合流することとなる。
前人未到のチャンピオンズ・リーグ3連覇という偉大な記録を残して勇退したジネディーヌ・ジダンの後任探しには、世界中から注目が集まっていたが、先月、契約延長が発表されたばかりの現スペイン代表監督に白羽の矢が立つという、サプライズ人事となった。
51歳のロペテギ監督にとってマドリーは、GKだった現役時代はプロとしての駆け出しの頃を過ごした思い出のクラブであり、指導者に転じてからは、2008年にBチームを率いた経験を持つ。
その後、スペインの各年代代表チームの監督を歴任して実績を重ねながら、2014年のポルトの指揮を経て、2016年7月にビセンテ・デル・ボスケ監督の後を受けてA代表チームの指揮を執っていた。
来シーズン、マドリーで欧州タイトル防衛、そしてリーガの覇権奪回という大変なミッションに挑むこととなるロペテギ監督だが、まずはロシアでどのような結果を残せるか。よりその采配(人選も含めて)が注目されることとなりそうだ。