クラブ史上3回目の戴冠なるか。
現地5月3日、アトレティコ・マドリーは、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2レグでアーセナルを1-0と下し、2戦合計スコアを2-1として、決勝進出を決めた。
今シーズン限りでの退任が発表されているアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督にラストタイトルを許さなかったのは、前半終了間際に、この日唯一のゴールを決めたジエゴ・コスタだ。
試合後、殊勲のD・コスタは、「ホームのファンが12人目の選手になってくれると分かっていた。彼らはいつも僕らと一緒なんだ。ピッチでそれを感じられるのはプラスだよ。この決勝進出をすごくうれしく思っている」と喜んだ。スペイン紙『Marca』が伝えている。
「決勝に進むことはとても重要だった。アトレティコに必要なことなんだ。僕たちは素晴らしいチームだからね。そして素晴らしいライバルと戦える」
今シーズン限りでの退任が発表されているアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督にラストタイトルを許さなかったのは、前半終了間際に、この日唯一のゴールを決めたジエゴ・コスタだ。
試合後、殊勲のD・コスタは、「ホームのファンが12人目の選手になってくれると分かっていた。彼らはいつも僕らと一緒なんだ。ピッチでそれを感じられるのはプラスだよ。この決勝進出をすごくうれしく思っている」と喜んだ。スペイン紙『Marca』が伝えている。
「決勝に進むことはとても重要だった。アトレティコに必要なことなんだ。僕たちは素晴らしいチームだからね。そして素晴らしいライバルと戦える」
今シーズン開幕前にチェルシーから復帰したコスタだが、アトレティコが新選手登録を禁止されていたため、シーズン前半戦を棒に振った。
そんな主砲を間近で見つめてきたアトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、「D・コスタはこのために来たんだ。こういう試合でチームにとって重要な存在となるためにね」と、1月から出場資格を手にしたD・コスタに賛辞を寄せている。
「チームには彼のようなレンジやインテンシティーを持つFWが必要だった。相手のミスを誘う選手がね。ウチのほかのFWたちを考えれば、それはとても大事なことだったんだ」
来る決勝の相手はフランスの古豪マルセイユだ。シメオネ監督は、「今夜は重要な一歩を踏み出した。だがもちろん、さらに良いことが訪れるのを願っている」と、タイトル獲得に向けて意気込んだ。
「マルセイユは難しいチームだ。今夜も彼らは難しい試合を乗り越えてきた。素晴らしいファイナルになることは確かだろう。これは大きな一歩だが、最も大切な一歩は16日だよ。我々は本当に楽しみにしている」
5月16日にリヨンで決勝は行なわれる。アトレティコは勝利すれば、6年ぶり通算3回目の戴冠となる。