川崎戦では回復ぶりをアピール
[J1リーグ7節]川崎1-2C大阪/4月11日/等々力
C大阪の清武弘嗣が7節の川崎戦で、右足の負傷から約2か月ぶりの復帰を果たした。清武がピッチに立ったのは72分。チームが1点をリードしている状況で「まずは失点しないこと」を意識したという。その言葉通り、守備に力を割きながら、カウンターのチャンスでは猛スピードで相手ゴール前へ走り込んだ。
「去年のリハビリ明けよりは良い。違和感なく入れたなと思います」と、怪我に泣いた昨季を引き合いに出しながら、回復ぶりをアピールした。
ロシア・ワールドカップの約2か月前というタイミングで戦列に戻って来られたのも大きい。西野朗新監督が就任した日本代表へのカムバックも十分に考えられるだろう。本人も熱い想いを吐露する。
C大阪の清武弘嗣が7節の川崎戦で、右足の負傷から約2か月ぶりの復帰を果たした。清武がピッチに立ったのは72分。チームが1点をリードしている状況で「まずは失点しないこと」を意識したという。その言葉通り、守備に力を割きながら、カウンターのチャンスでは猛スピードで相手ゴール前へ走り込んだ。
「去年のリハビリ明けよりは良い。違和感なく入れたなと思います」と、怪我に泣いた昨季を引き合いに出しながら、回復ぶりをアピールした。
ロシア・ワールドカップの約2か月前というタイミングで戦列に戻って来られたのも大きい。西野朗新監督が就任した日本代表へのカムバックも十分に考えられるだろう。本人も熱い想いを吐露する。
「今回はこういうことになってしまったので、残念な気持ちはありますが、やっぱり今の状況を覆すためには日本代表は結果を出すしかありません。西野さんの下でチーム作りは短期間で行なうわけで、選手一人ひとりが意識や責任感を今まで以上に持たないといけない。僕はブラジル(・ワールドカップ)も経験しているので、そういうことを繰り返したくない。良い結果を出して、もう一回巻き返したいという気持ちはあります。
この4年間はいろいろ感じてきましたし、もちろん自分がピッチに立ちたいという想いはありますが、今回こういうことが起こり、自分のなかでも変化がありました。日本サッカー界が全体として受け止めなくてはいけないと思っていますし、23人に選ばれた人は絶対に結果を出さなくてはいけない。そういう気持ちを持たないとこれから日本サッカーは発展しないはずです。僕が選ばれようが、選ばれまいが、結果を求めてこれからの世代につなげていかないと、日本サッカーは良い方向に進まないと思います」
ワールドカップを前に警鐘を鳴らす清武は、再び青いユニホームを身に纏い、大舞台に立てるのか。その想いは人一倍強い。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
この4年間はいろいろ感じてきましたし、もちろん自分がピッチに立ちたいという想いはありますが、今回こういうことが起こり、自分のなかでも変化がありました。日本サッカー界が全体として受け止めなくてはいけないと思っていますし、23人に選ばれた人は絶対に結果を出さなくてはいけない。そういう気持ちを持たないとこれから日本サッカーは発展しないはずです。僕が選ばれようが、選ばれまいが、結果を求めてこれからの世代につなげていかないと、日本サッカーは良い方向に進まないと思います」
ワールドカップを前に警鐘を鳴らす清武は、再び青いユニホームを身に纏い、大舞台に立てるのか。その想いは人一倍強い。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)