「大切なのはチャンピオンになること」
マンチェスター・シティは現地時間3月31日、プレミアリーグ32節でエバートンに3-1と勝利し、2位マンチェスター・ユナイテッドとの勝点16差を維持した。この結果、次節のユナイテッドとの直接対決に勝利すれば、シティは2013‐14シーズン以来となる4シーズンぶりの戴冠が決まる。
ホーム開催のダービーマッチで優勝を決められれば、シティとそのサポーターにとってはこの上ないシナリオだ。ただそのダービーの前後で、シティはリバプールとのチャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝の2試合を戦わなければいけない。
今シーズンのシティは、このリバプールにプレミアで唯一の黒星を喫している。それだけにジョゼップ・グアルディオラ監督も、エバートン戦後の会見では、「いまはCLのことを第一に考えなければいけない」と、ダービー以上にリバプール戦を意識すると認めている。
「私はバルセロナのファンだ。たとえばレアル・マドリーをカンプ・ノウに迎えたその試合でリーグ優勝を決めることができれば、それは特別な喜びとなるだろう。ただし、それは本当に重要なことではない。大切なのはシーズンを終えたときにチャンピオンであること。いまの我々が集中すべきはCLだ」
ホーム開催のダービーマッチで優勝を決められれば、シティとそのサポーターにとってはこの上ないシナリオだ。ただそのダービーの前後で、シティはリバプールとのチャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝の2試合を戦わなければいけない。
今シーズンのシティは、このリバプールにプレミアで唯一の黒星を喫している。それだけにジョゼップ・グアルディオラ監督も、エバートン戦後の会見では、「いまはCLのことを第一に考えなければいけない」と、ダービー以上にリバプール戦を意識すると認めている。
「私はバルセロナのファンだ。たとえばレアル・マドリーをカンプ・ノウに迎えたその試合でリーグ優勝を決めることができれば、それは特別な喜びとなるだろう。ただし、それは本当に重要なことではない。大切なのはシーズンを終えたときにチャンピオンであること。いまの我々が集中すべきはCLだ」
もちろん、グアルディオラ監督のコメントは余裕の表われでもある。実際、今シーズンのプレミアリーグにおけるシティが圧倒的だったのは、だれも否定できないだろう。ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督もこの点を強調している。
ユナイテッドは31試合を消化して勝点68だが、これは昨シーズンの同時期の2位、トッテナムと同じ勝点だ。だが、その当時の首位チェルシーとの勝点差は7ポイントだった。それが今シーズンは16ポイントもの差がついている。
モウリーニョ監督は、「他のリーグであれば我々は今頃タイトルを争っているだろう」とコメント。そのうえで、ユナイテッドが近年でもっとも良い順位につけていると述べた。
「昨シーズンはヨーロッパリーグのタイトルを獲得したが、プレミアでは6位だった。今シーズンはこのまま2位で終え、昨シーズンより10ポイント多く獲得し、得点を増やして失点を減らしたい。実質的に(シティを)追いかけるのは不可能だが、我々のシーズンはポジティブなもの。まだFAカップもあるしね」
両指揮官の目がすでにプレミアリーグ以外に向いているなか、「優勝決定ダービー」はどのような味わいの一戦となるのか。4月7日の大一番が注目される。
ユナイテッドは31試合を消化して勝点68だが、これは昨シーズンの同時期の2位、トッテナムと同じ勝点だ。だが、その当時の首位チェルシーとの勝点差は7ポイントだった。それが今シーズンは16ポイントもの差がついている。
モウリーニョ監督は、「他のリーグであれば我々は今頃タイトルを争っているだろう」とコメント。そのうえで、ユナイテッドが近年でもっとも良い順位につけていると述べた。
「昨シーズンはヨーロッパリーグのタイトルを獲得したが、プレミアでは6位だった。今シーズンはこのまま2位で終え、昨シーズンより10ポイント多く獲得し、得点を増やして失点を減らしたい。実質的に(シティを)追いかけるのは不可能だが、我々のシーズンはポジティブなもの。まだFAカップもあるしね」
両指揮官の目がすでにプレミアリーグ以外に向いているなか、「優勝決定ダービー」はどのような味わいの一戦となるのか。4月7日の大一番が注目される。