世界最遠のアウェーゲーム! ロシア2部で敢行された過酷な移動距離はいったい何キロ?

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年04月01日

「飛行機で12時間半、バスなら7日間!」

世界最大を誇るロシアの国土。アウェー遠征に1万キロの移動とは……。東京からフランス南部までの距離と同等だ(写真はイメージ)。(C)REUTERS/AFLO

画像を見る

 フットボール界において、間違いなく世界レコード級の数値だろう。
 
 現地時間3月31日、ロシア2部リーグで行なわれたルチ・ウラジオストックvsバルチカ・カリーニングラードの一戦。アウェーチームである後者が移動に費やした距離は、驚きの1万300キロ! 英国サッカー専門誌『FourFourTwo』が、「世界最遠のアウェーマッチのひとつだ」と報じている。

 
 1万キロとはどれくらいの距離なのか。東京を出発点で見てみると、欧州のダブリン(アイルランド)かマルセイユ(フランス)あたりで、北米ならシカゴまでが同じくらいの遠さだ。今回のルートの場合、飛行機移動なら12時間半かかり、もしサポーターが大勢でウラジオストックまでバス移動したとすれば、丸1週間かかるという。さすがは世界最大面積を誇るロシア共和国だ。

 
 ポーランドとの国境付近に飛び地のように存在するカリーンニングラードはロシアの最西端で、ウラジオストックは中国東北部に近い最東端。そのほか2部リーグには最南端に近いクラスノダールにもチームがあり、広大な国全体に散らばっている。1万キロを超えるのは稀だが、5000~8000キロの遠征はざらで、言わば世界一移動が過酷なリーグなのだ。
 
 ちなみにルチ対バルチカの一戦は、スコアレスドローで終了。初のプレミアリーグ(1部)昇格を目ざす5位バルチカは勝点を伸ばせなかった。シーズンは残り8試合。昇格プレーオフ圏内の4位タムボフとは同勝点なだけに、まだまだチャンスはある。
【関連記事】
W杯出場に危険信号!? 英専門誌が「ロシアに行けなさそうな大物10傑」を選出
世界中の「美女サポーター」が集結! ロシアW杯は「美人すぎる」「セクシーすぎる」と話題沸騰必至
「マジでカワイイ!」韓国女子代表のビーナス、イ・ミナが最新自撮り写真を公開!
【ウクライナ戦|動画&記事一覧】解説:セルジオ越後、釜本邦茂、採点&寸評、プレー分析、PHOTOギャラリー etc.
中村俊輔、遠藤保仁、小野伸二…を超える「最も衝撃を受けた」と鈴木啓太が引退記者会見で明かした“意外”な選手とは?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年7月号
    6月10日(火)発売
    今、面白いクラブを総力特集‼
    ファジアーノ岡山
    徹底読本
    クラブが辿った奇跡のストーリーに迫る
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年7月3日号
    6月19日発売
    新生レアル・マドリー完全攻略読本
    シャビ・アロンソ新体制が始動
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ