表情には出していないだけで、みんなの想像より遥かに悔しい。
日本代表のベルギー遠征から帰国するやいなや、3月31日の湘南戦で今季リーグ2得点目をゲット。昨季22ゴールを挙げた杉本健勇は、いまや名実ともにセレッソ大阪のエースとして君臨する。しかし、昨季はJ1復帰のシーズンとなったセレッソ大阪を大躍進に導いたものの、手が届かなかったリーグ戦のタイトルと、得点王の個人タイトルへの想いは募るばかりだ。桜軍団のエースストライカーに、今季に懸ける決意を訊いた。
――昨季、チームは二冠を達成しました。今季の目標は?
「そりゃあ昨季以上でしょう。4冠の可能性があるし、タイトルを逃したらサポーターから『何してんねん』と怒鳴られるくらいのチームにならないといけない。まず目指すところはJ1制覇です。おそらく天皇杯とルヴァンカップよりも、リーグ戦の優勝は難しいと思うんですよ」
――具体的にどう難しい?
「1年間を通しての長丁場になるので、生半可な覚悟では成し遂げられない。目の前の試合に、そして1分1秒にどれだけ突き詰めて臨めるか。昨年を振り返ると、あと少しで勝てた試合がいくつもあった。すべての試合でフルパワーを出し切って、そういう試合を極力なくすことが不可欠。なんか根性論みたいやけど、ほんまにそれが大切になる」
――白星を増やすには、杉本選手の“勝負を決める”得点が鍵を握りそうです。
「俺がやらないと、という責任感はありますね」
――エースの自覚が芽生えたのでしょうか?
「んー、周りからエースと言われるのは嬉しいですけど、セレッソには良い選手がたくさんいるから、みんながエースになったらいい。俺が考えているのは、他人を頼りにしてはいけないなってこと。ただそれだけです」
――得点王への想いは?
「まだシーズン序盤で今季取れるかは分からないです。それでもいつか必ず取りたい。昨季はほんまにあと一歩のところで追い越されていますからね。あれほどの屈辱はない。表情には出していないだけで、みんなが想像しているより遥かに悔しいんですよ。まだ甘えがあったと反省しているし、あまり振り返りたくはない。今も自分に腹が立ちます。たとえ今季、得点王を取ったところで、この無念は消えないし、一生後悔が残るでしょう」
――その忸怩たる想いも、今季の原動力にしたいですね。
「そうですね。過去のことを振り返っても仕方ない。この悔しさを糧にして、今やるべきことに集中したいです」
――今季リーグ戦の展望は? どこが上位に来そうですか?
「ひとつ言えることは、セレッソが1番上ってこと。あとのチームはどこだっていい。理想は首位を独走することだけど、そんなに甘くないのは分かっている。去年は最後の2試合を残して優勝の可能性が消えてしまったので、最終節まで優勝争いに絡んでいきたい。チャレンジャーの気持ちを忘れずに戦っていきます」
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
※サッカーダイジェスト2018年3月22日号にて掲載。
――昨季、チームは二冠を達成しました。今季の目標は?
「そりゃあ昨季以上でしょう。4冠の可能性があるし、タイトルを逃したらサポーターから『何してんねん』と怒鳴られるくらいのチームにならないといけない。まず目指すところはJ1制覇です。おそらく天皇杯とルヴァンカップよりも、リーグ戦の優勝は難しいと思うんですよ」
――具体的にどう難しい?
「1年間を通しての長丁場になるので、生半可な覚悟では成し遂げられない。目の前の試合に、そして1分1秒にどれだけ突き詰めて臨めるか。昨年を振り返ると、あと少しで勝てた試合がいくつもあった。すべての試合でフルパワーを出し切って、そういう試合を極力なくすことが不可欠。なんか根性論みたいやけど、ほんまにそれが大切になる」
――白星を増やすには、杉本選手の“勝負を決める”得点が鍵を握りそうです。
「俺がやらないと、という責任感はありますね」
――エースの自覚が芽生えたのでしょうか?
「んー、周りからエースと言われるのは嬉しいですけど、セレッソには良い選手がたくさんいるから、みんながエースになったらいい。俺が考えているのは、他人を頼りにしてはいけないなってこと。ただそれだけです」
――得点王への想いは?
「まだシーズン序盤で今季取れるかは分からないです。それでもいつか必ず取りたい。昨季はほんまにあと一歩のところで追い越されていますからね。あれほどの屈辱はない。表情には出していないだけで、みんなが想像しているより遥かに悔しいんですよ。まだ甘えがあったと反省しているし、あまり振り返りたくはない。今も自分に腹が立ちます。たとえ今季、得点王を取ったところで、この無念は消えないし、一生後悔が残るでしょう」
――その忸怩たる想いも、今季の原動力にしたいですね。
「そうですね。過去のことを振り返っても仕方ない。この悔しさを糧にして、今やるべきことに集中したいです」
――今季リーグ戦の展望は? どこが上位に来そうですか?
「ひとつ言えることは、セレッソが1番上ってこと。あとのチームはどこだっていい。理想は首位を独走することだけど、そんなに甘くないのは分かっている。去年は最後の2試合を残して優勝の可能性が消えてしまったので、最終節まで優勝争いに絡んでいきたい。チャレンジャーの気持ちを忘れずに戦っていきます」
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
※サッカーダイジェスト2018年3月22日号にて掲載。

3月22日に発売されたサッカーダイジェストでは、セレッソ大阪を特集。山口選手、杉本選手、高木選手のインタビューを交えつつ、4冠達成の可能性を3大ポイントから探る。公認セレ女のアイドル「たこやきレインボー」の新戦力紹介も!