まるでラグビーのような…名手クーマンが“5人抜き”から決めた鮮烈弾をリバイバル!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年03月23日

DFの史上最多スコアラーが妙技で魅せた!

現役時代のクーマンは、ゴールまで40メートルの位置なら迷わず強力ショットを打ち込んでいた。キャリアで193得点をマークしている。(C)Getty Images

画像を見る

 新生オランダ代表を率いるのは、同国のレジェンドであるロナルド・クーマン監督だ。3月23日のイングランド戦、同27日のポルトガル戦で復権へのリスタートを切る。
 
 現役時代のクーマンと言えば、攻撃的なリベロとして鳴らし、DFとして史上最多のゴールをマークした。その数は実に193得点。フローニンヘン、PSVアイントホーフェン、バルセロナ、フェイエノールト、そしてオランダ代表で数多の名場面を演じた。

 
 生粋のパワフルシューターで、とりわけ直接FKの名手として有名だ。1991-92シーズンのチャンピオンズ・カップ決勝、聖地ウェンブリーでのサンプドリア戦で決勝点となる豪快な一撃をねじ込んだが、それも直接FKから。バルサに、ヨハン・クライフが指揮を執るドリームチームに、悲願のビッグイヤーをもたらした伝説のシーンだ。

 
 3月21日に55歳の誕生日を迎えたクーマンを称えたのが、リーガ・エスパニョーラの公式ツイッターである。「彼はいつまでもウェンブリーのヒーロー。誕生日おめでとう!」との一文を添えて掲載したのは、やや意外な(?)ゴールムービーだった。
 
 敵陣中央でボールを受けたブロンドの屈強リベロ。眼前には5人の相手選手がおり、完全にスペースを消されている。するとクーマンはボールをちょこんと浮かせて前方へ大きく蹴り出し、包囲網をいとも簡単に打破するのだ。まるでラグビーのハイパントキックのように自身でふたたびボールを収め、飛び出してきたGKをループショットで制する。どちらかと言うとクーマンらしくない、技巧とクレバーさに満ちたゴラッソなのだ。
 
 現代のリネオル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドも顔負けの“5人抜き”。代名詞のパワーショットではなくあえてこれを選んだリーガ公式も、なかなかお洒落だ。
【関連記事】
「おそらくは史上唯一のゴール」ドイツで生まれた“最驚の一撃”がブンデス公式で復活!
「まるでマンガのような妙技だ」リーガ公式が乾貴士の超絶ドリブルを絶賛!
「まさに天使だ!」韓国女子代表のビーナス、イ・ミナが最新の自撮り公開でファン熱狂!
Jリーガーの「好きな女性タレント」ランキング2018年版! 石原さとみや新垣結衣を抑えて1位に輝いたのは?
「こんなに美人揃いのチームは…」バルサの女子チームが壮麗な集合写真を公開!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ