DFの史上最多スコアラーが妙技で魅せた!
新生オランダ代表を率いるのは、同国のレジェンドであるロナルド・クーマン監督だ。3月23日のイングランド戦、同27日のポルトガル戦で復権へのリスタートを切る。
現役時代のクーマンと言えば、攻撃的なリベロとして鳴らし、DFとして史上最多のゴールをマークした。その数は実に193得点。フローニンヘン、PSVアイントホーフェン、バルセロナ、フェイエノールト、そしてオランダ代表で数多の名場面を演じた。
生粋のパワフルシューターで、とりわけ直接FKの名手として有名だ。1991-92シーズンのチャンピオンズ・カップ決勝、聖地ウェンブリーでのサンプドリア戦で決勝点となる豪快な一撃をねじ込んだが、それも直接FKから。バルサに、ヨハン・クライフが指揮を執るドリームチームに、悲願のビッグイヤーをもたらした伝説のシーンだ。
現役時代のクーマンと言えば、攻撃的なリベロとして鳴らし、DFとして史上最多のゴールをマークした。その数は実に193得点。フローニンヘン、PSVアイントホーフェン、バルセロナ、フェイエノールト、そしてオランダ代表で数多の名場面を演じた。
生粋のパワフルシューターで、とりわけ直接FKの名手として有名だ。1991-92シーズンのチャンピオンズ・カップ決勝、聖地ウェンブリーでのサンプドリア戦で決勝点となる豪快な一撃をねじ込んだが、それも直接FKから。バルサに、ヨハン・クライフが指揮を執るドリームチームに、悲願のビッグイヤーをもたらした伝説のシーンだ。
3月21日に55歳の誕生日を迎えたクーマンを称えたのが、リーガ・エスパニョーラの公式ツイッターである。「彼はいつまでもウェンブリーのヒーロー。誕生日おめでとう!」との一文を添えて掲載したのは、やや意外な(?)ゴールムービーだった。
敵陣中央でボールを受けたブロンドの屈強リベロ。眼前には5人の相手選手がおり、完全にスペースを消されている。するとクーマンはボールをちょこんと浮かせて前方へ大きく蹴り出し、包囲網をいとも簡単に打破するのだ。まるでラグビーのハイパントキックのように自身でふたたびボールを収め、飛び出してきたGKをループショットで制する。どちらかと言うとクーマンらしくない、技巧とクレバーさに満ちたゴラッソなのだ。
現代のリネオル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドも顔負けの“5人抜き”。代名詞のパワーショットではなくあえてこれを選んだリーガ公式も、なかなかお洒落だ。
敵陣中央でボールを受けたブロンドの屈強リベロ。眼前には5人の相手選手がおり、完全にスペースを消されている。するとクーマンはボールをちょこんと浮かせて前方へ大きく蹴り出し、包囲網をいとも簡単に打破するのだ。まるでラグビーのハイパントキックのように自身でふたたびボールを収め、飛び出してきたGKをループショットで制する。どちらかと言うとクーマンらしくない、技巧とクレバーさに満ちたゴラッソなのだ。
現代のリネオル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドも顔負けの“5人抜き”。代名詞のパワーショットではなくあえてこれを選んだリーガ公式も、なかなかお洒落だ。