コンディションは良好。ドイツ代表への復帰は?
ドイツ・サッカー界を大いに喜ばせているのが、至宝マルコ・ロイスの完全復活だ。
昨年5月27日のDFBポーカル決勝(アイントラハト・フランクフルト戦)で右膝の前十字靭帯を断裂。それまでも恥骨結合炎やハムストリングの慢性的な痛みなど、大小の離脱を繰り返しただけに、選手生命の危機さえ囁かれた。だが稀代のアタッカーは、不屈の闘志でカムバックを果たすのだ。2月10日のブンデスリーガ22節、ボルシア・ドルトムントvsハンブルガーSV戦で実に259日ぶりの公式戦復帰を飾ると、翌節から3試合連続でゴールを挙げてみせた。
ドイツ国民を熱狂させているのは、ともに鳴かず飛ばずで燻ぶっていたマリオ・ゲッツェ、アンドレ・シュールレとの2列目トリオが異彩を放っていたからだ。多くの国内メディアが「ドイツ代表三銃士」と捉えて称え、とりわけロイスの出色の出来に拍手喝采を贈った。
昨年5月27日のDFBポーカル決勝(アイントラハト・フランクフルト戦)で右膝の前十字靭帯を断裂。それまでも恥骨結合炎やハムストリングの慢性的な痛みなど、大小の離脱を繰り返しただけに、選手生命の危機さえ囁かれた。だが稀代のアタッカーは、不屈の闘志でカムバックを果たすのだ。2月10日のブンデスリーガ22節、ボルシア・ドルトムントvsハンブルガーSV戦で実に259日ぶりの公式戦復帰を飾ると、翌節から3試合連続でゴールを挙げてみせた。
ドイツ国民を熱狂させているのは、ともに鳴かず飛ばずで燻ぶっていたマリオ・ゲッツェ、アンドレ・シュールレとの2列目トリオが異彩を放っていたからだ。多くの国内メディアが「ドイツ代表三銃士」と捉えて称え、とりわけロイスの出色の出来に拍手喝采を贈った。
そんなロイスがひとつの記録を打ち立てた。前節(3月3)のRBライプツィヒ戦は1-1のドローに終わったが、そのゲームで決めたゴールがメモリアル弾となったのだ。今シーズンの1部リーグに属する全18クラブから得点を挙げるという偉業を成し遂げた。もちろん前所属のボルシア・メンヘングラッドバッハ、そして現所属のドルトムントからもゴールを奪っている。
ブンデス公式ツイッターが3月11日に公開したのが、そのロイスの快挙をまとめた「18ゴール集」だ。これが圧巻のゴールショーで、フィニッシャーとしての図抜けた能力を再確認させる内容となっている。なかでも強烈なインパクトをいまに伝えるのが、ボルシアMG時代に決めた対シャルケ戦の弾丸ハーフボレー。あまりにも高速のショットだったため、名手マヌエル・ノイアーが正面にも関わらず触れなかった代物だ。
日曜日に行なわれた26節、フランクフルトとの上位対決は、ミチ・バチュアイのアディショナルタイム弾で3-2としたドルトムントに軍配。ロイスは自身のクロスが敵DFのオウンゴールを誘発して先制点を奪うなど、切れのある動きを披露した。コンディションはすこぶる良好。今月下旬にスペイン、ブラジルと豪華テストマッチを戦うドイツ代表への復帰に、期待が高まる。
ブンデス公式ツイッターが3月11日に公開したのが、そのロイスの快挙をまとめた「18ゴール集」だ。これが圧巻のゴールショーで、フィニッシャーとしての図抜けた能力を再確認させる内容となっている。なかでも強烈なインパクトをいまに伝えるのが、ボルシアMG時代に決めた対シャルケ戦の弾丸ハーフボレー。あまりにも高速のショットだったため、名手マヌエル・ノイアーが正面にも関わらず触れなかった代物だ。
日曜日に行なわれた26節、フランクフルトとの上位対決は、ミチ・バチュアイのアディショナルタイム弾で3-2としたドルトムントに軍配。ロイスは自身のクロスが敵DFのオウンゴールを誘発して先制点を奪うなど、切れのある動きを披露した。コンディションはすこぶる良好。今月下旬にスペイン、ブラジルと豪華テストマッチを戦うドイツ代表への復帰に、期待が高まる。