ACLグループステージ３節
柏レイソル － キッチーFC
３月６日（火）／19:30／日立柏サッカー場
 
【最新チーム事情】
●リーグ２節の横浜戦は２-０で勝利。公式戦の４試合ぶりに白星をあげる。
●横浜戦で鎌田が負傷し、戦線離脱。
●クリスティアーノに代わって瀬川が１トップ濃厚。
●長らく戦列を離れていた手塚が全体練習に合流。

【担当記者の視点】
　リーグ２節の横浜戦で２-０と勝利を飾り、公式戦４試合ぶりに白星を挙げた。この良い流れを１敗１分と未勝利のACLにもつなげたいところだ。
 
　中３日の連戦が続くため、今回のキッチーFC戦では複数人のスタメン入れ替えが予想される。なかでも注目したいのは、公式戦で初の先発デビューが濃厚の瀬川だ。
 
　横浜戦の前までチームは公式戦で３戦未勝利だったが、決して試合内容が悪いというわけではなかった。２節の天津権健戦などは完全に主導権を握り、数多くのチャンスを作ったのにもかかわらず、決定機で決め切れなかったことが最終的に１-１という痛恨のドローを招いた。
 
　そのため、瀬川は「得点チャンスで決め切る力を出さなければいけない」「自分の裏に抜ける動き出しとスピードを使ってゴールまで行きたい」と得点のイメージを膨らませている。
 
　このキッチーFCに対し、天津権健は３-０、全北現代は６-０と大量得点を奪っている。得失点で優位に立つためにも、できれば柏も多くの得点を重ねたい。ただ、大谷、瀬川、亀川らは「まずは勝ことが大事」と最初から大量得点を狙うのではなく、あくまで点差よりも勝利を第一に掲げる。