ミスから痛恨の失点を浴びたチェルシー。
2月20日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第1レグが行なわれ、チェルシーとバルセロナが対戦した。
このラウンドで最も注目を集めているカードというだけあって、試合前からロンドンのスタンフォード・ブリッジは大いに盛り上がったが、試合開始直後から独特の緊張感に包まれた慎重な様相を呈するようになった。
試合は序盤からボールを持って隙を伺うバルサと、自陣に引いてカウンターを狙うチェルシーという両者の意図が明確に表れたなかで進行。そのなかで主導権を握ったのは前者だった。15分にはメッシのロブパスからパウリーニョが惜しいヘディングシュートを見舞った。
押し込まれる時間帯が続いたチェルシーだったが、バルサの猛攻に対して、全員守備で応戦。33分と40分にはショートカウンターからウィリアンがポスト直撃のミドルシュートを放って相手ゴールを脅かした。
結局、前半は、チェルシーが徐々に息を吹き返すなかでスコアに動きがないまま終了した。
大半の時間を攻め込まれながらも、手堅い守備で耐え凌いだチェルシーは後半も同様に守備に重きを置きながら戦いながら、セットプレーからワンチャンスをモノにする。
62分、CKの流れからアザールからのボールをゴール前で受けたウィリアンが狙いすましたミドルシュートを突き刺したのだ。
75%もボールを支配し、攻め込みながらも相手の堅牢に苦戦を強いられたバルサは、63分にA・ビダルを投入して交代策で打開を図る。その後もゴール前に分厚い壁を作ったチェルシー守備陣を前に活路を見出せない時間帯が続いたが、相手のミスから突如として舞い込んだ決定機を掴む。
75分、チェルシーのCBクリステンセンのセスクへの横パスを相手ゴール前でさらったイニエスタが、ペナルティーエリア内に持ち込んでからフリーとなっていたメッシへラストパス。これをアルゼンチン代表FWが難なく沈めて同点としたのだ。
まさかのミスからアウェーゴールを奪われたチェルシーは83分にペドロに代えてスペイン代表FWのモラタ、84分にセスクに代えてイングランド代表MFのドリンクウォーターと、矢継ぎ早に交代カードを切って攻勢に打って出るも、引き分けでも御の字とするバルサの面々が自陣に人数を割いたことで万事休すとなった。
結局、試合は1-1で終了。守備で良さを発揮していたチェルシーにとっては、ミスからの失点だけに痛恨の引き分けだと言える結果となった。
決して派手とは言えない試合展開ながら、随所に両軍の持ち味が出た対戦は最終的にどのような結果を見るのか? 注目の第2レグは3月14日カンプ・ノウで行なわれる。
このラウンドで最も注目を集めているカードというだけあって、試合前からロンドンのスタンフォード・ブリッジは大いに盛り上がったが、試合開始直後から独特の緊張感に包まれた慎重な様相を呈するようになった。
試合は序盤からボールを持って隙を伺うバルサと、自陣に引いてカウンターを狙うチェルシーという両者の意図が明確に表れたなかで進行。そのなかで主導権を握ったのは前者だった。15分にはメッシのロブパスからパウリーニョが惜しいヘディングシュートを見舞った。
押し込まれる時間帯が続いたチェルシーだったが、バルサの猛攻に対して、全員守備で応戦。33分と40分にはショートカウンターからウィリアンがポスト直撃のミドルシュートを放って相手ゴールを脅かした。
結局、前半は、チェルシーが徐々に息を吹き返すなかでスコアに動きがないまま終了した。
大半の時間を攻め込まれながらも、手堅い守備で耐え凌いだチェルシーは後半も同様に守備に重きを置きながら戦いながら、セットプレーからワンチャンスをモノにする。
62分、CKの流れからアザールからのボールをゴール前で受けたウィリアンが狙いすましたミドルシュートを突き刺したのだ。
75%もボールを支配し、攻め込みながらも相手の堅牢に苦戦を強いられたバルサは、63分にA・ビダルを投入して交代策で打開を図る。その後もゴール前に分厚い壁を作ったチェルシー守備陣を前に活路を見出せない時間帯が続いたが、相手のミスから突如として舞い込んだ決定機を掴む。
75分、チェルシーのCBクリステンセンのセスクへの横パスを相手ゴール前でさらったイニエスタが、ペナルティーエリア内に持ち込んでからフリーとなっていたメッシへラストパス。これをアルゼンチン代表FWが難なく沈めて同点としたのだ。
まさかのミスからアウェーゴールを奪われたチェルシーは83分にペドロに代えてスペイン代表FWのモラタ、84分にセスクに代えてイングランド代表MFのドリンクウォーターと、矢継ぎ早に交代カードを切って攻勢に打って出るも、引き分けでも御の字とするバルサの面々が自陣に人数を割いたことで万事休すとなった。
結局、試合は1-1で終了。守備で良さを発揮していたチェルシーにとっては、ミスからの失点だけに痛恨の引き分けだと言える結果となった。
決して派手とは言えない試合展開ながら、随所に両軍の持ち味が出た対戦は最終的にどのような結果を見るのか? 注目の第2レグは3月14日カンプ・ノウで行なわれる。