なでしこリーグ１部のINAC神戸レオネッサに入団した韓国女子代表の10番、イ・ミナ。技巧に溢れた仕掛けとパスセンスでチームアタックに違いをもたらすMFは、その美貌でも有名で、韓国国内には公認ファンクラブも存在するほど。昨年末に日本で開催されたE-1選手権でも話題を集めていた。

 
　そして今回、アジア・サッカー連盟（AFC）の公式サイトも“ビーナス”を取り上げた。「韓国のスターが日本へスイッチ」と銘打ち、今月になでしこリーグの強豪クラブに入団したことを伝え、４月６日開幕の女子アジアカップ（ヨルダン開催）に意気込む同選手のコメントを紹介している。韓国は日本、ベトナム、オーストラリアと同組。10チームが参加する同大会の上位５チームが、フランスで開催される2019女子ワールドカップの出場権を得る。
 
「個人的にはなんとしてでもワールドカップに出場したい。一度も出たことがありませんから。その目標を達成するために、ワールドカップの予選を兼ねるアジアカップで全力のプレーをして、しっかり結果を出したいと思います」
 
　なでしこリーグでのパフォーマンスに注目が集まるなか、アジアカップでなでしこジャパンの前に立ちはだかるイ・ミナ。日韓戦は４月10日に行なわれる。