「セリエAは退屈」とも…。
引退を巡る今夏の騒動を経て、いまだチームを見つけることができていない元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノだが、歯に衣着せぬ言動とその姿勢は変わらないようだ。母国のメディアで、現在のセリエAは「退屈」だと断じている。
イタリア・メディア『itasportpress』によると、カッサーノは、現地スポーツ局の『Rai Sport』の番組内で、自身やローマ時代の同僚であるフランチェスコ・トッティのようなストリート出身選手たちのサッカーと、現在のサッカーは違うと述べた。
「今はみんなiPadやビデオゲームばかりで、枠にはめ込まれている。この仕事をする者にとって、サッカーは趣味じゃなく、情熱であり、楽しみなはずなんだ。今のイタリアには組織ばかりで、タレント性がない。セリエの試合は退屈だ」
カッサーノは、いわゆるファンタジスタが才能を発揮できないことに納得がいかないようで、「自分のチームにファンタジーでプレーさせることはできないなんて言う監督からは、ライセンスを剥奪すべきだ」と過激な表現で不満を露にしている。
「タレント性を持つ選手が問題になることはあり得ない。(ジョゼップ・)グアルディオラをみてくれ。彼が率いるマンチェスター・シティは、4バックの両サイドバックが攻撃的で、中盤の底に1枚。あとは中盤から前線にかけて5人も攻撃的な選手じゃないか」
いずれのコメントも、類まれなる才能でローマやレアル・マドリー、ミラン、インテルなど、名立たるビッグクラブでプレーしてきたカッサーノだからこその発言だと言える。だがしかし、数々の問題言動により、彼が才能を完全に発揮できたとは言い難いのも事実だろう。
35歳になり、自身の態度について、「もっと違うことをやれたと思う」とも話すカッサーノ。ただ、それだけでは終わらないのが“悪童”たる所以だ。自身には、リオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドと比肩する才能があったと述べている。
「これだけ問題があり、練習が嫌いで、正しい食生活を送らなくても、自分は重要なチームでプレーしてきた。もし、20年前に今の意識を持っていたら、違うレベルでプレーしていたはずだ。メッシやC・ロナウドのように、ごくわずかな選手たちと一緒に、たぶん火星あたりでやっていたんじゃないかな」
相変わらず自由奔放と言うべき発言を続けているカッサーノ。引退を否定し、現役続行の道を模索する彼に、いずれかのクラブからオファーは届くだろうか。
イタリア・メディア『itasportpress』によると、カッサーノは、現地スポーツ局の『Rai Sport』の番組内で、自身やローマ時代の同僚であるフランチェスコ・トッティのようなストリート出身選手たちのサッカーと、現在のサッカーは違うと述べた。
「今はみんなiPadやビデオゲームばかりで、枠にはめ込まれている。この仕事をする者にとって、サッカーは趣味じゃなく、情熱であり、楽しみなはずなんだ。今のイタリアには組織ばかりで、タレント性がない。セリエの試合は退屈だ」
カッサーノは、いわゆるファンタジスタが才能を発揮できないことに納得がいかないようで、「自分のチームにファンタジーでプレーさせることはできないなんて言う監督からは、ライセンスを剥奪すべきだ」と過激な表現で不満を露にしている。
「タレント性を持つ選手が問題になることはあり得ない。(ジョゼップ・)グアルディオラをみてくれ。彼が率いるマンチェスター・シティは、4バックの両サイドバックが攻撃的で、中盤の底に1枚。あとは中盤から前線にかけて5人も攻撃的な選手じゃないか」
いずれのコメントも、類まれなる才能でローマやレアル・マドリー、ミラン、インテルなど、名立たるビッグクラブでプレーしてきたカッサーノだからこその発言だと言える。だがしかし、数々の問題言動により、彼が才能を完全に発揮できたとは言い難いのも事実だろう。
35歳になり、自身の態度について、「もっと違うことをやれたと思う」とも話すカッサーノ。ただ、それだけでは終わらないのが“悪童”たる所以だ。自身には、リオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドと比肩する才能があったと述べている。
「これだけ問題があり、練習が嫌いで、正しい食生活を送らなくても、自分は重要なチームでプレーしてきた。もし、20年前に今の意識を持っていたら、違うレベルでプレーしていたはずだ。メッシやC・ロナウドのように、ごくわずかな選手たちと一緒に、たぶん火星あたりでやっていたんじゃないかな」
相変わらず自由奔放と言うべき発言を続けているカッサーノ。引退を否定し、現役続行の道を模索する彼に、いずれかのクラブからオファーは届くだろうか。