【G大阪】井手口が語るベテラン遠藤、今野の凄み「さすがだなってよく思うのは…」

カテゴリ:Jリーグ

橋本啓(サッカーダイジェスト)

2017年10月12日

「ヤットさん、コンさんには自分にない凄みがある」

急成長を遂げる井手口が、自らのパフォーマンス、そして、同じボランチの遠藤、今野についても語ってくれた。写真:川本 学

画像を見る

 プロ4年目の今季、G大阪の井手口陽介は、まさに伸び盛りのシーズンを迎えている。所属クラブで主力に定着すると、日本代表では6月のシリア戦で国際Aマッチデビュー後、瞬く間に成長を遂げ、ワールドカップ最終予選のオーストラリア戦での活躍で株は急騰した。

 その充実ぶりは、今季のリーグ戦での出場時間を見ても窺える。特筆すべきは、28節終了時点の合計分数(2,045)で、長らくG大阪の中盤を支えてきた遠藤保仁(1,765)、今野泰幸(1,470)のそれを上回っているのだ。

 もちろん、コンディションさえ整っていたなら、ベテランふたりの出場時間はもっと伸びていたかもしれないが、驚くほどの急成長を遂げた若者がそれを阻んだのも確かだろう。言うまでもなく、それが井手口なのである。

 トップチームへ昇格した2014年当時、途轍もなく大きな存在に映っていた遠藤、今野を、今は切迫している。そんな状況を本人はどう思っているのか――。

「実力的に越えたわけではありません。ヤットさん、コンさんには自分にない凄みがある。単純に比べられる存在じゃないし、出場時間が多かろうが、なんとも言えませんね」

 ふたりの重鎮に一歩ずつ近づけている事実は「自信」として受け止めつつも、幾多の修羅場を潜り抜けてきた遠藤、今野と肩を並べるには、「まだまだ」だと感じている。

「さすがだなってよく思うのは経験値の高さ。どんな状況でも練習どおりに淡々とプレーしているのは凄い」

 勇猛果敢に戦うピッチ内でのイメージとは裏腹に、謙虚に語った21歳の若武者は、現状に満足せず、さらなる成長を見据えて精進する覚悟でいる。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)

※井手口選手のインタビュー全文は、10月12日発売の「サッカーダイジェスト」に掲載しています。

10月12日発売号の特集は「大胆予測! J1&J2全40クラブの補強戦略」

画像を見る

【関連記事】
【SD最新号】10月12日に発売。特集は「大胆予測! J1&J2全40クラブの補強戦略」。井手口選手のインタビューも!
大迫勇也が賞賛。「攻撃のスイッチ」を入れていたのは井手口でも山口でも香川でもなく…
井手口陽介のリーズ移籍はどうなる!? 地元紙が「労働許可証」の可能性に言及
リーズ地元紙から新事実! 井手口陽介を獲得すべく、イタリア人オーナーが来日していた!?
中盤の最適解はダブルボランチ? アンカー? 井手口陽介の回答は――

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ