ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「左利きの左SBを探していました。攻撃でも守備でも非常に役割が求められます。(車屋は)攻撃も守備もできると考えています」と選出理由を説明した。
車屋は今季、リーグ戦27試合とACL10戦すべてに先発出場するなどタフネスぶりを発揮。ACL準々決勝・第2戦の浦和戦では一発退場を命じられ、チームも逆転負けを喫したが、続く26節の清水戦では真骨頂のオーバーラップからゴールをアシストして存在意義を示した。
さらに序盤戦ではCBでも起用され、安定したディフェンスを披露。「守備もできる」とという指揮官の評価にも頷ける。
焦点は初の国際Aマッチで普段通りのパフォーマンスを見せられるかだ。「どのレベルまでできるかが見たい」とハリルホジッチ監督も話している。もっとも、日本代表クラスで左利きのSBは少ないだけに、アピールに成功すれば評価を一気に高められる可能性はある。
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