酒井宏樹を仏メディアが擁護! 不可解な38分の交代に「完全な采配ミス」「もはや乱心だ」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年09月12日

選手本人も「なぜなのか分からないし、説明もなかった」。

レンヌ戦で先発を飾った酒井は38分で交代。ガルシア監督の解任説も絡め、国内メディアがその采配に疑問を呈している。(C)REUTERS/AFLO

画像を見る

 日本代表DFの酒井宏樹が所属するマルセイユは9月10日(リーグ・アン5節)、本拠地ヴェロドロームにレンヌを迎えた。試合は1-3で敗れ、前節モナコ戦の1-6惨敗に続く手痛い連敗。2勝1分け2敗で10位に転落し、ルディ・ガルシア監督への風当たりが強くなっている。
 
 フランスのメディアが首を傾げたのが、38分の酒井の交代だった。マルセイユはその時点で0-2とリードされていたが、どちらのゴールも左サイドを崩されてのもの。酒井はむしろ及第点以上の出来を見せており、右サイドバックをブナ・サールに変更する理由が見当たらない。左のパトリス・エブラと間違えたのではないかと、皮肉るメディアもあるほどだ。
 
 どの媒体も、試合後に酒井が吐露した率直な意見を掲載している。
 
「なぜ交代になったのか分からない。(監督から)説明はなにもないし、そんなに悪いプレーをしていたとは思わないんですが……」
 
 サッカーサイトの『20Minutes』は、「完全な選択ミスで采配ミス。サカイは最終ラインの強度を保とうと懸命だった。サールを投じたところでなにかが変わるはずもない」とばっさり。「ガルシアはモナコ戦の後から周辺が騒がしくなり、冷静なチームマネジメントができなくなっているのではないか」と推測した。
 
 老舗専門誌の『France Football』も同調する。こちらは「奇妙な采配が対戦相手の失笑を買う」と題し、ベンチで戦況を眺めていたレンヌの右サイドバック、ロマン・ダンゼのコメントを紹介した。テレビ局『Canal+』の取材に応じ、31歳のフランス人選手はこう話したという。
 
「なんだっただろ、あれは。まったく理解できないよ。カードをもらっていたわけでもないし、むしろサカイは良くやっていたんじゃないかな。不必要な交代だったよね」
 
 それに加えて同誌は、「OM(マルセイユの愛称)の守備は目も当てられないレベルだったが、交代すべきはサカイではなかっただろう。まったくの驚きだった」と書き綴っている。
 
 高級紙『Le Monde』は「もはや乱心としか思えない交代だった。チームから外すべきは問題の種を作るエブラだ。試合後にサポーターが怒りを爆発させていたのも理解できる、酷い采配だった」と、指揮官の責任を追及した。
 
 開幕5試合で4度先発し、右サイドバックのファーストチョイスだった酒井の立場はどうなるのか。解任の噂が飛び交うガルシア監督の動静とともに、マルセイユへの関心度が俄然高まっている。木曜日のヨーロッパリーグ開幕戦、名門がホームに迎えるのは、トルコのコンヤスポルだ。
 
【関連記事】
柴崎岳をスペイン各紙が好評価「明らかな脅威」「氷を撃ち砕くような一発」
宇佐美貴史は期待されていなかった? 地元紙が「予想を超えるパフォーマンス」と反省
「あの選手のあの感覚は謎」。酒井宏樹が驚愕した“リーグ1在籍の名手”とは?
井手口陽介のリーズ移籍はどうなる!? 地元紙が「労働許可証」の可能性に言及
【現地評】酒井宏樹はなぜフランス人に愛されるのか。「美しいサプライズ」との賛辞も

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト シーズンラストの決定版
    5月16日発売
    2023-2024シーズン
    欧州5大リーグ
    BEST PLAYER
    元選手・識者たちが徹底討論!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ