• トップ
  • ニュース一覧
  • デル・アリ、中指ジェスチャーで処分の可能性も…本人は「チームメイトに向けた冗談」と主張

デル・アリ、中指ジェスチャーで処分の可能性も…本人は「チームメイトに向けた冗談」と主張

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年09月05日

「彼らのコミュニケーションの取り方は不思議」と指揮官

ジョークと主張するデル・アリ。英国メディアも主審に向けられたものではないとしているが、公の場でこのような行為はやらないに越したことはないだろう。 (C) Getty Images

画像を見る

 現地時間9月4日に行なわれたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選のスロバキア戦で、トッテナムに所属するイングランド代表MFデル・アリが、終盤に中指を立てて騒動となっている。


 終盤の77分、ペナルティーエリア付近で相手選手と交錯して倒れたアリだが、立ち上がって自陣に向かって歩く際に中指を立てた場面が、テレビカメラに映し出されてしまった。
 
 この行為が、ファウルを取らなかったフランス人の主審に対するジェスチャーであれば、アリは処分を科される恐れがある。
 
 アルゼンチン代表のリオネル・メッシは6月、副審に暴言を吐いたとして4試合の出場停止処分を科された。彼の場合はその後、処分は取り消しとなったが、主審に対して中指を立てたとあれば、厳罰処分となる可能性もあるだろう。
 
 アリ自身は試合後、ツイッターで「はっきりさせておくけど、今夜のジェスチャーは僕と親友のカイル・ウォーカーとのあいだでのジョークだ」とコメント。主審に対する行為ではないと強調し、不快を与えたのであれば謝罪すると詫びている。
 
 英紙『デイリー・メール』は、ピッチ全体を映した映像を見る限り、アリは主審ではなくウォーカーの方向を見ており、本人の主張の裏付けになると報じた。
 
 ガレス・サウスゲート監督も「デルはカイリーに向けてやったんだ。彼らのコミュニケーションの取り方は不思議なんだよ。ただ、彼らはそう言っている」と、選手たちを擁護している。
 
 だが、仮にアリが3試合以上の出場停止処分を科され、イングランドがグループ首位で予選を突破した場合、アリは予選残りの2試合だけでなく、来年のW杯本大会でも1試合以上の出場停止となる恐れがある。そうなれば、イングランドにとっては大きな痛手だ。
 
 グループ2位のスロバキアとの直接対決を2-1と制し、本大会出場に大きく近づいた一戦で起きた思わぬトラブル。指揮官とサッカー協会は、処分が下らないことを切に願っているだろう。FIFAの対応が注目される。
【関連記事】
バルサは“ディバラの売り込み”に乗らず? 理由は「メッシとの共存が…」
【W杯欧州予選】6発大勝のドイツ、逆転勝利のイングランドがロシア行きに王手!
エジル、批判するOBにクラブ愛とサポートを訴えるも「お前が言うな」と猛反論を食らう
移籍市場閉幕もフリーの獲得は可能! 伊メディアが選ぶ「お買い得な11人」を紹介!!
【夏の欧州移籍市場まとめ】上手な金の使い方をしたのは? クラブ別収支ランキング
【W杯欧州予選】ベルギー、欧州勢として予選突破一番乗り! フランスはホームで格下に引き分け
日本に続くロシア行き5番目の国はメキシコ! 意外に少ない(?)7大会以上の連続出場国

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ