2試合連続ゴールで、今季得点数をふた桁に乗せる。
[J1リーグ24節]磐田2-1神戸/8月26日/ヤマハ
アクシデントにもめげす、エースの川又堅碁がここぞで貴重な働きを見せた。
1点ビハインドで迎えた51分、磐田は中盤でパスカットした流れから一気に速攻へ転じ、川辺駿のラストパスを受けた川又が左足で同点ゴールをねじ込んだ。
これで勢いに乗ると、79分に途中出場の松浦拓弥が直接FKを叩きこみ逆転。川又の活躍もあり、ホームでは実に6試合ぶりとなる勝利を挙げた。
この日は、司令塔の中村俊輔が体調不良で急遽欠場。大事なチャンスメイカーを失った影響も心配されたが、川又は逆に闘志に“火”がついたと明かす。
「例えば“俊輔不在で敗戦”って書かれるのも嫌だったし、試合前に熱があるって言われて『頼むわ』っていうひと声がかかったから、負けられないっていう気持ちがあった」
それをピッチで体現するかのように、前半から気迫に満ちたプレーで再三ゴールへ迫る。そして、後半早々に訪れたチャンスを確実にモノにして、今季リーグ戦の得点数(10得点)をふた桁に乗せた。
「3点、4点と取れるシーンもあったので、逆にぎりぎりの戦いに持っていってしまったのが悔しい」
2試合連続でゴールを奪った一方、反省も忘れなかった川又には試合後、“背番号10”からLINEに祝福メッセージが届いたという。しかし、その内容は……。
「俺じゃないっす。『ナイスFK、ご苦労様』。俺にLINE入っているのに、まっちゃん(松浦)称えてる(笑)」
俊輔なりの“ジョーク交じり”のメッセージを受け終始上機嫌だった川又は、「これ言っていいんかな? 俊さん怒んないかな」と、先輩を気遣う姿勢も忘れなかった。
【磐田2-1神戸 PHOTO】川又、直接FKを沈めた松浦の2ゴールで磐田が逆転勝利!
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
アクシデントにもめげす、エースの川又堅碁がここぞで貴重な働きを見せた。
1点ビハインドで迎えた51分、磐田は中盤でパスカットした流れから一気に速攻へ転じ、川辺駿のラストパスを受けた川又が左足で同点ゴールをねじ込んだ。
これで勢いに乗ると、79分に途中出場の松浦拓弥が直接FKを叩きこみ逆転。川又の活躍もあり、ホームでは実に6試合ぶりとなる勝利を挙げた。
この日は、司令塔の中村俊輔が体調不良で急遽欠場。大事なチャンスメイカーを失った影響も心配されたが、川又は逆に闘志に“火”がついたと明かす。
「例えば“俊輔不在で敗戦”って書かれるのも嫌だったし、試合前に熱があるって言われて『頼むわ』っていうひと声がかかったから、負けられないっていう気持ちがあった」
それをピッチで体現するかのように、前半から気迫に満ちたプレーで再三ゴールへ迫る。そして、後半早々に訪れたチャンスを確実にモノにして、今季リーグ戦の得点数(10得点)をふた桁に乗せた。
「3点、4点と取れるシーンもあったので、逆にぎりぎりの戦いに持っていってしまったのが悔しい」
2試合連続でゴールを奪った一方、反省も忘れなかった川又には試合後、“背番号10”からLINEに祝福メッセージが届いたという。しかし、その内容は……。
「俺じゃないっす。『ナイスFK、ご苦労様』。俺にLINE入っているのに、まっちゃん(松浦)称えてる(笑)」
俊輔なりの“ジョーク交じり”のメッセージを受け終始上機嫌だった川又は、「これ言っていいんかな? 俊さん怒んないかな」と、先輩を気遣う姿勢も忘れなかった。
【磐田2-1神戸 PHOTO】川又、直接FKを沈めた松浦の2ゴールで磐田が逆転勝利!
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)