1年半で一度もピッチに立てず。
1週間後に控えたセリエA開幕に向け、見違えるような姿で調子を上げているのがジェノアのアデル・ターラブトだ。
なんと10キロの減量に成功し、キレを取り戻している。
2014年1月、QPRからミランにレンタルされた際には、時を同じくして加入した日本代表MF本田圭佑(現パチューカ)とポジション争いを演じたモロッコ代表MFはその後、2015年1月にポルトガルの名門ベンフィカに完全移籍。だが、ここからキャリアは一気に下り坂に向かう。
ウエイトオーバーでコンディションが整わず、Bチーム行きを命じられたのだ。結局、1年半でトップチームでは1試合も出場できなかった。
今年1月に1年半のローンで加入したのがジェノアでも、体重オーバーは相変わらず。イバン・ユリッチ監督の信頼を得られず、半年間で6試合しかピッチに立てなかった。
今夏のプレシーズンもチームへの合流が許されず、別メニューでの調整が続いた。だが、ここで真摯にダイエットに取り組み、見事にそれに成功したのだ。
ユリッチ監督は、「アデルが失敗から学んでくれて嬉しいよ。彼は10キロの減量に成功し、『もう一度チャンスがほしい』と言ってきたんだ。1週間考えたけど、『イエス』と答えたんだ」とコメント。チームへの合流を許可している。
トリッキーなドリブルとインサイドキックでの正確なシュートが持ち味で、独力で違いを作れるターラブト。この技巧派が本調子を取り戻せば、ジェノアにとってこの上ない戦力になるのは間違いない。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
なんと10キロの減量に成功し、キレを取り戻している。
2014年1月、QPRからミランにレンタルされた際には、時を同じくして加入した日本代表MF本田圭佑(現パチューカ)とポジション争いを演じたモロッコ代表MFはその後、2015年1月にポルトガルの名門ベンフィカに完全移籍。だが、ここからキャリアは一気に下り坂に向かう。
ウエイトオーバーでコンディションが整わず、Bチーム行きを命じられたのだ。結局、1年半でトップチームでは1試合も出場できなかった。
今年1月に1年半のローンで加入したのがジェノアでも、体重オーバーは相変わらず。イバン・ユリッチ監督の信頼を得られず、半年間で6試合しかピッチに立てなかった。
今夏のプレシーズンもチームへの合流が許されず、別メニューでの調整が続いた。だが、ここで真摯にダイエットに取り組み、見事にそれに成功したのだ。
ユリッチ監督は、「アデルが失敗から学んでくれて嬉しいよ。彼は10キロの減量に成功し、『もう一度チャンスがほしい』と言ってきたんだ。1週間考えたけど、『イエス』と答えたんだ」とコメント。チームへの合流を許可している。
トリッキーなドリブルとインサイドキックでの正確なシュートが持ち味で、独力で違いを作れるターラブト。この技巧派が本調子を取り戻せば、ジェノアにとってこの上ない戦力になるのは間違いない。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部