英国『ザ・サン』やスペインの『オンダ・セロ』など複数のメディアによると、積極補強を展開中のマンチェスター・シティが、バルサの中盤の要であるセルヒオ・ブスケッツの引き抜きを狙っているというのだ。
すでに、マンチェスター・Cはバルサにコンタクトを取り、交渉を開始しているとも言われている。
マンチェスター・Cの監督はジョゼップ・グアルディオラはバルサ監督時代の2008-09シーズンにブスケッツをトップチームに登用し、世界最高のピボーテといわれるまでに成長させた。最高の教え子と再び共闘することを、ペップが強く望んでいるという。
マンチェスター・Cといえば今夏、すでに5人の選手の獲得で2億ポンド(約290億円)を費やしているが、ペップはまだCBやボランチの補強を希望しており、8月末日の移籍市場最終日まで、この金満チームは動きを止める気は全くない。
とはいえ、ブスケッツといえば、バルサのなかでもアンタッチャブルな存在のひとりであり、現在のチームに彼の代役は実質不在。そんな状況で、バルサがOKを出すとは思えず、交渉は難航することは間違ないだろう。
しかし、ネイマールの一件により、「起こり得ないことが起こる」という前例ができてしまったことで、ブスケッツの件についても一笑に付すことはできない状況となっているのも事実。バルサもこれまで以上に警戒するであろうなかで、果たして、事態はどのような進展を見せるか、要注目だ。
昨シーズンの主力では、ネイマール、ブスケッツの他に、セルジ・ロベルトにもイングランド(チェルシーやマンチェスター・Uが関心)行きの噂が流れている。これまで「獲る側」であり続けたバルサは、戦力の流出を止めるとともに戦力を整え、エルネスト・バルベルデ新監督の下で覇権奪回を果たすことができるのか!?
