【CL決勝こぼれ話】ポスト役はあのジダン。超豪華なシュート練習はチケット代を払ってでも――

カテゴリ:ワールド

高橋泰裕(ワールドサッカーダイジェスト)

2017年06月05日

矢のような弾道のシュートが次々とゴールを捉える。

シュート練習でポスト役を務めたジダン監督。現役時代に観客を魅力したテクニックは健在だった。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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[CL決勝]ユベントス 1-4 レアル・マドリー/6月3日/ナショナル・スタジアム(カーディフ)
 
 レアル・マドリーの試合前日のトレーニングは、シュート練習で締めくくるのが恒例だ。
 
 昨年12月のクラブワールドカップで来日したときもそうで、今回のCL決勝の前日練習も11対11のハーフコートゲームを終えた後は、シュート練習に移行した。
 
 練習そのものはごくシンプル。ペナルティーエリア手前にいる選手がポスト役に縦パスを送り、落としたボールをダイレクトでシュートする。日本でもごく一般的に行なわれているトレーニングだ。
 
 しかし、トッププレーヤーが集うR・マドリーとなると、同じ練習であってもレベルがまるで違う。矢のような弾道のシュートが次々とゴールを捉える。特に驚かされたのがカゼミーロ。唸りをあげるような強烈な一撃をネットに突き刺したのは、一度や二度ではなかった。相当な自信を持っている様子で、だからこそ決勝でのあのミドル弾が生まれたのだろう。
 
 シュートもさることながら、目を奪われたのはポスト役を務めていたジネディーヌ・ジダン監督のボールコントロールだ。シュートとさほど変わらないスピードのパスを足下に確実に収め、完璧なリターンパスを選手たちに送っていた。現役時代にファンを魅了した超絶技巧は引退後も健在だった。
 
 これほど豪華なトレーニングが他にあるだろうか。チケット代を払ってでも、もう一度観たいーー。そう思わせるほど、R・マドリーのシュート練習は魅力に溢れていた。
 
取材・文:高橋泰裕(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

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