前線で誰よりもゴールの匂いが漂う。
U-20ワールドカップでグループリーグ突破を果たした日本は、5月30日にベネズエラとの決勝トーナメント1回戦に臨む。
27日のイタリア戦で2得点を挙げた堂安律は4試合連続での先発が濃厚。ここ3試合連続フル出場中で、疲労の蓄積が懸念されるが「なくはないですけれど、いける感じかなと思います」と、気丈に振る舞った。
グループリーグでは、初戦の南アフリカ戦で決勝ゴール、さらに、3戦目のイタリア戦では2点のビハインドを背負う状況から2ゴールを奪いチームを救ってきた。エースの小川航基が負傷離脱した今、前線で誰より得点の匂いを漂わせているのは、このアタッカーだと言えるだろう。
「怖いところに入って行ければ、簡単に点が取れるのは分かってきた」と言うように、これまでになくゴールへの意欲は満ち溢れており、イタリア戦での1点目のように、味方からのクロスに対してスプリントを利かせてゴール前に侵入する意識は以前より高まった。ベネズエラ戦でも、そうしたプレーで貪欲に得点を狙うつもりだ。
現時点では得点ランク2位タイにつけ、1位のセルヒオ・コルドバ(ベネズエラ/4得点)とは1ゴール差。自らのゴールでチームが勝ち上がっていけば得点王も視野に入ってくるが、「それを狙っちゃえば、チーム的におかしくなりますし、やっぱりずっと言っていたようにチームの勝利を優先して今は戦っています」と、ひとまず個人タイトルへの意識は封印した。
「ベネズエラの映像を観ても、自分たちのサッカーを見せられれば勝てない相手じゃないので、組織的に戦えばいける」と自信を漲らせており、前日練習では鋭いシュートを放つなど勢いを持ってベネスエラ戦に臨めそうだ。世界大会で株を上げつつあるこのアタッカーが、再び特大なインパクトを放ってくれるかもしれない。
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
27日のイタリア戦で2得点を挙げた堂安律は4試合連続での先発が濃厚。ここ3試合連続フル出場中で、疲労の蓄積が懸念されるが「なくはないですけれど、いける感じかなと思います」と、気丈に振る舞った。
グループリーグでは、初戦の南アフリカ戦で決勝ゴール、さらに、3戦目のイタリア戦では2点のビハインドを背負う状況から2ゴールを奪いチームを救ってきた。エースの小川航基が負傷離脱した今、前線で誰より得点の匂いを漂わせているのは、このアタッカーだと言えるだろう。
「怖いところに入って行ければ、簡単に点が取れるのは分かってきた」と言うように、これまでになくゴールへの意欲は満ち溢れており、イタリア戦での1点目のように、味方からのクロスに対してスプリントを利かせてゴール前に侵入する意識は以前より高まった。ベネズエラ戦でも、そうしたプレーで貪欲に得点を狙うつもりだ。
現時点では得点ランク2位タイにつけ、1位のセルヒオ・コルドバ(ベネズエラ/4得点)とは1ゴール差。自らのゴールでチームが勝ち上がっていけば得点王も視野に入ってくるが、「それを狙っちゃえば、チーム的におかしくなりますし、やっぱりずっと言っていたようにチームの勝利を優先して今は戦っています」と、ひとまず個人タイトルへの意識は封印した。
「ベネズエラの映像を観ても、自分たちのサッカーを見せられれば勝てない相手じゃないので、組織的に戦えばいける」と自信を漲らせており、前日練習では鋭いシュートを放つなど勢いを持ってベネスエラ戦に臨めそうだ。世界大会で株を上げつつあるこのアタッカーが、再び特大なインパクトを放ってくれるかもしれない。
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)