今夏の中国リーグ移籍が噂されているチェルシーのジエゴ・コスタだが、かつての同僚はスペイン代表FWの参戦を心待ちにしているようだ。現地時間の５月16日、スペインの『アス』紙が上海上港に所属するオスカールのコメントを報じている。
 
　１月にチェルシーから中国スーパーリーグの上海上港に加入したオスカールは、中国の『CCTV-５』を通して以下のように語っている。
 
「コスタに具体的なアドバイスをするのは難しい。ただ、彼に言えるのは、僕は中国での生活を楽しんでいるということだ。これまで何の問題も抱えていない。中国の文化はブラジルとは明らかに異なるけれど（D・コスタも出身はブラジル）、徐々に慣れてきているよ」
 
　オスカールは25歳、そしてD・コスタも28歳とサッカー選手として油の乗り切っている年齢だ。世界トップレベルでの経験より、高額な報酬を優先しての中国移籍には否定的な見方をする人も少なくない。
 
　しかし、オスカールは自身の決断について「中国へ来ることはベストの選択だった」と断言。そして、D・コスタについても「もしコスタがここに来るのならとても嬉しいよ。彼は幸せを求めているし、全ての人は素晴らしい人生を送ることを願っている」と移籍を歓迎している。
 
　２年半にわたりチェルシーで共に戦った“先輩”から歓迎を受けた形のD・コスタだが、果たして中国リーグへ参戦を果たすのだろうか。