ユーモアたっぷりに釈明したテクニシャン。

バルサカラーで包装されたポテトチップスが映り込んだ画像をSNSに投稿し、批判を浴びたイスコ。自ら口にした釈明コメントどおり、失態の挽回をクラシコではかりたい。(C)Getty Images
≪注目コメント①≫
「彼がバルサにいるのは解せない」
発言者:スティーブン・ジェラード(元イングランド代表)
いまやすっかり辛口解説者だ。昨年11月に現役生活を終えた重鎮が、チャンピオンズ・リーグのユベントス戦で精彩を欠いたバルセロナの左サイドバックを痛烈に批判した。槍玉に挙げられたジェレミー・マテューは、実は昨夏にリバプールの補強候補に挙がっていた選手。その噂が再燃するようなら……、御大からの「待った」は避けられない!?
≪注目コメント②≫
「ポテトチップスと一緒に食べてやるってことさ」
発言者:イスコ(レアル・マドリー/スペイン代表)
SNSでヘマをしたのがスペイン代表MFだ。レアル・マドリー退団の噂が浮上している中で、あるポテトチップスが映り込んだ画像をインスタグラムに投稿。その包装がいただけなかった。あろうことか「えんじと青」のバルサカラーだったのだ。すかさずユーモアたっぷりに釈明したテクニシャンは、4月23日に迫るクラシコで宿敵を平らげられるか?
≪注目コメント③≫
「違約金は4億ユーロだ」
発言者:ディートマー・ホップ(投資家)
サッカー界で最も価値が高い人物は? ホッフェンハイムのパトロンにとって、それはリオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウド、ジョゼップ・グアルディオラでもないようだ。76歳の老紳士が首っ丈なのは、愛するチームを大躍進させているユリアン・ナーゲルスマン監督。2019年夏まで契約を残す29歳の異才に破格の値札をつけ、新天地候補に挙がるバイエルンやドルトムントを牽制した。
≪注目コメント④≫
「イングランドには1クラブしかない」
発言者:ディディエ・ドログバ(フェニックス・ライジング/元コートジボワール代表)
MLSのモントリオール・インパクトを退団した昨年11月以降、フリーの立場だった39歳の新天地がようやく決まった。共同オーナーと選手を兼任しながら、アメリカの3部クラブ(フェニックス・ライジング)で新たな挑戦を始める。プレミア方面から届いたオファーに見向きもしなかったのは、イングランドには「俺にとってチェルシーしかない」から。“ブルーズ愛”は不滅のようだ。
≪注目コメント⑤≫
「勝利することを考えるな」
発言者:ミチェル(マラガ監督)
リーガ・エスパニョーラ31節のキックオフを前に、マラガの本拠地ラ・ロサレダのロッカールームで、耳を疑うような指示が出された。ただ、発言者は真剣そのもの。「バルサを相手に勝とうと思えば、冷静になれない恐れがある」と思い立った指揮官が独自の発破をかけたのだ。この“珍助言”が奏功したのか、チームは見事に2-0の快勝を収めた。
文:遠藤孝輔
※ワールドサッカーダイジェスト2017.05.04号より加筆・修正
「彼がバルサにいるのは解せない」
発言者:スティーブン・ジェラード(元イングランド代表)
いまやすっかり辛口解説者だ。昨年11月に現役生活を終えた重鎮が、チャンピオンズ・リーグのユベントス戦で精彩を欠いたバルセロナの左サイドバックを痛烈に批判した。槍玉に挙げられたジェレミー・マテューは、実は昨夏にリバプールの補強候補に挙がっていた選手。その噂が再燃するようなら……、御大からの「待った」は避けられない!?
≪注目コメント②≫
「ポテトチップスと一緒に食べてやるってことさ」
発言者:イスコ(レアル・マドリー/スペイン代表)
SNSでヘマをしたのがスペイン代表MFだ。レアル・マドリー退団の噂が浮上している中で、あるポテトチップスが映り込んだ画像をインスタグラムに投稿。その包装がいただけなかった。あろうことか「えんじと青」のバルサカラーだったのだ。すかさずユーモアたっぷりに釈明したテクニシャンは、4月23日に迫るクラシコで宿敵を平らげられるか?
≪注目コメント③≫
「違約金は4億ユーロだ」
発言者:ディートマー・ホップ(投資家)
サッカー界で最も価値が高い人物は? ホッフェンハイムのパトロンにとって、それはリオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウド、ジョゼップ・グアルディオラでもないようだ。76歳の老紳士が首っ丈なのは、愛するチームを大躍進させているユリアン・ナーゲルスマン監督。2019年夏まで契約を残す29歳の異才に破格の値札をつけ、新天地候補に挙がるバイエルンやドルトムントを牽制した。
≪注目コメント④≫
「イングランドには1クラブしかない」
発言者:ディディエ・ドログバ(フェニックス・ライジング/元コートジボワール代表)
MLSのモントリオール・インパクトを退団した昨年11月以降、フリーの立場だった39歳の新天地がようやく決まった。共同オーナーと選手を兼任しながら、アメリカの3部クラブ(フェニックス・ライジング)で新たな挑戦を始める。プレミア方面から届いたオファーに見向きもしなかったのは、イングランドには「俺にとってチェルシーしかない」から。“ブルーズ愛”は不滅のようだ。
≪注目コメント⑤≫
「勝利することを考えるな」
発言者:ミチェル(マラガ監督)
リーガ・エスパニョーラ31節のキックオフを前に、マラガの本拠地ラ・ロサレダのロッカールームで、耳を疑うような指示が出された。ただ、発言者は真剣そのもの。「バルサを相手に勝とうと思えば、冷静になれない恐れがある」と思い立った指揮官が独自の発破をかけたのだ。この“珍助言”が奏功したのか、チームは見事に2-0の快勝を収めた。
文:遠藤孝輔
※ワールドサッカーダイジェスト2017.05.04号より加筆・修正