指揮官はブロゾビッチのミスを「軽率」と一喝。
チャンピオンズ・リーグ(CL)復帰の夢に終止符を打つ「一手」となってしまったかもしれない。
現地時間4月3日のサンプドリア戦(セリエA30節)で1-2と敗れたインテル。致命的なミスを犯したクロアチア代表MFのマルセロ・ブロゾビッチについて、ステーファノ・ピオーリ監督は、「あまりに軽率」だったと追及している。
3位のナポリが、前日に行なわれたユベントス戦で引き分けたため、勝てば残り8試合で勝点6差に縮められたインテルは、ダニーロ・ダンブロージオのゴールで先制した前半こそ主導権を握ったものの、後半立ち上がりにサンプドリアのパトリック・シックに同点弾を決められてしまう。
再度の勝ち越しを目指すも追加点が奪えないインテルは84分、サンプドリアのリカルド・アルバレスのFKをペナルティーエリア内に立っていたブロゾビッチが手で叩き落としてしまう……。
もちろん、ジャッジはPK。これをファビオ・クアリアレッラに難なく決められたインテルは、勝ち越すどころか逆転負けを喫してしまったのだ。
自身の身体に向かってきたわけでもないボールに、ペナルティーエリア内にもかかわらず、ブロゾビッチはなぜ手を出してしまったのか。その理由は、本人にしか分からない。だが確かなのは、インテルにとってあまりに痛すぎる失態だったということだ。ピオーリ監督が「あまりに軽率」とブロゾビッチを批判したのは当然だと言える。
この黒星でナポリとの勝点差が9に開いたインテルは、CL出場権獲得(3位以内)が絶望的になった。キャプテンを務めるFWのマウロ・イカルディも、「CLはもう去った」とヨーロッパリーグ出場権(4、5位)の確保を新たな目標に据えている。
ピオーリ監督も、「まずはチームとして試合終了まで集中し、勝利を取り戻すことが大切」と、切り替える必要性を強調した。CL復帰は指揮官の続投にも影響すると言われていただけに、終盤戦に向けてインテルがモチベーションを保てるかも注目される。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、指揮官が交代枠を使いきった際、控えFWのガブリエウがビブスをピッチに投げつけ、近くのボトルを蹴飛ばして怒りを表したことを伝えている。この行動で不穏な空気がチームを包まないかも懸念されるところだ。
現地時間4月3日のサンプドリア戦(セリエA30節)で1-2と敗れたインテル。致命的なミスを犯したクロアチア代表MFのマルセロ・ブロゾビッチについて、ステーファノ・ピオーリ監督は、「あまりに軽率」だったと追及している。
3位のナポリが、前日に行なわれたユベントス戦で引き分けたため、勝てば残り8試合で勝点6差に縮められたインテルは、ダニーロ・ダンブロージオのゴールで先制した前半こそ主導権を握ったものの、後半立ち上がりにサンプドリアのパトリック・シックに同点弾を決められてしまう。
再度の勝ち越しを目指すも追加点が奪えないインテルは84分、サンプドリアのリカルド・アルバレスのFKをペナルティーエリア内に立っていたブロゾビッチが手で叩き落としてしまう……。
もちろん、ジャッジはPK。これをファビオ・クアリアレッラに難なく決められたインテルは、勝ち越すどころか逆転負けを喫してしまったのだ。
自身の身体に向かってきたわけでもないボールに、ペナルティーエリア内にもかかわらず、ブロゾビッチはなぜ手を出してしまったのか。その理由は、本人にしか分からない。だが確かなのは、インテルにとってあまりに痛すぎる失態だったということだ。ピオーリ監督が「あまりに軽率」とブロゾビッチを批判したのは当然だと言える。
この黒星でナポリとの勝点差が9に開いたインテルは、CL出場権獲得(3位以内)が絶望的になった。キャプテンを務めるFWのマウロ・イカルディも、「CLはもう去った」とヨーロッパリーグ出場権(4、5位)の確保を新たな目標に据えている。
ピオーリ監督も、「まずはチームとして試合終了まで集中し、勝利を取り戻すことが大切」と、切り替える必要性を強調した。CL復帰は指揮官の続投にも影響すると言われていただけに、終盤戦に向けてインテルがモチベーションを保てるかも注目される。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、指揮官が交代枠を使いきった際、控えFWのガブリエウがビブスをピッチに投げつけ、近くのボトルを蹴飛ばして怒りを表したことを伝えている。この行動で不穏な空気がチームを包まないかも懸念されるところだ。