伊東のクロスに合わせて豪快ヘッドを叩き込む。
[J1リーグ3節]鹿島1-0横浜/3月11日/カシマ
J1リーグ3節の鹿島×横浜が3月11日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、鹿島が1-0で勝利した。
【鹿島 1-0 横浜FM PHOTO】交代出場の鈴木が期待に応える「一発」で鹿島が接戦を制する!
鹿島は負傷している右SB西大伍の代役に伊東幸敏。横浜は好調な齋藤学が怪我で欠場し、代わりにマルティノスを左に回し、右に前田直輝を入れた。
前半は鹿島ペースで試合が進んだ。連勝を狙う昨季王者は、サイドを起点に迫力ある攻撃を展開。土居聖真や金崎夢生がドリブルで仕掛けて隙を作り、そこに遠藤康や両SBが絡んで圧力をかける。
唯一、ペドロ・ジュニオールと周囲の連係がかみ合っていなかったのは気になったが、このブラジル人を除いた攻撃陣の連動性は高く、横浜の守備を横に揺さぶって数多くのシュートチャンスを作った。
しかし、横浜の守備も集中力が高く、最後のところをやらせない。39分の土居のミドルシュートにも、GK飯倉がしっかりと反応してCKに逃げた。
一方、横浜の攻撃は精度を欠いた。何度か相手最終ラインの裏にマルティノスが抜け出すが、後列からのパスがズレてゴールラインを割る場面が散見された。
鹿島ゴールを脅かしたのは、22分のカウンターくらい。左サイドを抜け出した伊藤翔がクロスまで持ち込んだが、レオ・シルバにクリアされてシュートまで持ち込めなかった。
後半も試合の趨勢は変わらない。最初にビッグチャンスを作ったのは鹿島だ。右サイドからのクロスを山本脩斗がヘッドで折り返し、金崎が胸トラップから左足を振り抜く。強烈なシュートがゴールを襲ったが、惜しくもポストに当たってゴールにはならなかった。
対する横浜は、選手交代で前線の活性化を狙う。59分、伊藤に代えてウーゴ・ヴィエイラ、64分にダビド・バブンスキーを下げて遠藤渓太をピッチに送り込んだ。
この交代が奏功し、横浜も攻撃に勢いが出てくる。69分には遠藤がドリブルで左サイドを崩してクロスまで持ち込んだ。最終的にGKクォン・スンテに抑えられたが、前半とは打って変わって躍動感が出てきた。
これを見た鹿島も、この日最初のカードを切る。71分、いまいち調子が上がらなかったP・ジュニオールに代えて鈴木優磨を投入。そして迎えた83分、このジョーカーが決定的な仕事をする。
遠藤のパスを受けた伊東がクロス。これに途中出場の背番号9がドンピシャで合わせ、強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。2月のゼロックス・スーパーカップでも途中出場で決勝点を挙げていた鈴木が、またも大仕事をやってのけた。
結局、そのまま鹿島が1-0で今季ホーム初勝利。横浜は今季リーグ戦初黒星を喫し、連勝が2でストップした。
J1リーグ3節の鹿島×横浜が3月11日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、鹿島が1-0で勝利した。
【鹿島 1-0 横浜FM PHOTO】交代出場の鈴木が期待に応える「一発」で鹿島が接戦を制する!
鹿島は負傷している右SB西大伍の代役に伊東幸敏。横浜は好調な齋藤学が怪我で欠場し、代わりにマルティノスを左に回し、右に前田直輝を入れた。
前半は鹿島ペースで試合が進んだ。連勝を狙う昨季王者は、サイドを起点に迫力ある攻撃を展開。土居聖真や金崎夢生がドリブルで仕掛けて隙を作り、そこに遠藤康や両SBが絡んで圧力をかける。
唯一、ペドロ・ジュニオールと周囲の連係がかみ合っていなかったのは気になったが、このブラジル人を除いた攻撃陣の連動性は高く、横浜の守備を横に揺さぶって数多くのシュートチャンスを作った。
しかし、横浜の守備も集中力が高く、最後のところをやらせない。39分の土居のミドルシュートにも、GK飯倉がしっかりと反応してCKに逃げた。
一方、横浜の攻撃は精度を欠いた。何度か相手最終ラインの裏にマルティノスが抜け出すが、後列からのパスがズレてゴールラインを割る場面が散見された。
鹿島ゴールを脅かしたのは、22分のカウンターくらい。左サイドを抜け出した伊藤翔がクロスまで持ち込んだが、レオ・シルバにクリアされてシュートまで持ち込めなかった。
後半も試合の趨勢は変わらない。最初にビッグチャンスを作ったのは鹿島だ。右サイドからのクロスを山本脩斗がヘッドで折り返し、金崎が胸トラップから左足を振り抜く。強烈なシュートがゴールを襲ったが、惜しくもポストに当たってゴールにはならなかった。
対する横浜は、選手交代で前線の活性化を狙う。59分、伊藤に代えてウーゴ・ヴィエイラ、64分にダビド・バブンスキーを下げて遠藤渓太をピッチに送り込んだ。
この交代が奏功し、横浜も攻撃に勢いが出てくる。69分には遠藤がドリブルで左サイドを崩してクロスまで持ち込んだ。最終的にGKクォン・スンテに抑えられたが、前半とは打って変わって躍動感が出てきた。
これを見た鹿島も、この日最初のカードを切る。71分、いまいち調子が上がらなかったP・ジュニオールに代えて鈴木優磨を投入。そして迎えた83分、このジョーカーが決定的な仕事をする。
遠藤のパスを受けた伊東がクロス。これに途中出場の背番号9がドンピシャで合わせ、強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。2月のゼロックス・スーパーカップでも途中出場で決勝点を挙げていた鈴木が、またも大仕事をやってのけた。
結局、そのまま鹿島が1-0で今季ホーム初勝利。横浜は今季リーグ戦初黒星を喫し、連勝が2でストップした。