背番号にちなんだ「9」分にバナーを掲げ、チャントをコール。

バナーを掲げ、スタンドに座るF・トーレスにメッセージを送ったアトレティコ・サポーター。その復活を求める声は本人の心を打ったはずだ。 (C) REUTERS/AFLO

スタンドからバレンシア戦を観戦したF・トーレス。近くに座ったサポーターの写真撮影にも応じるなど気丈に振る舞った。 (C) REUTERS/AFLO
「エル・ニーニョ(神の子)」の復活を誰もが祈っている――。そんなことを感じさせる一幕であった。
3月2日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第25節のデポルティボ戦で、アトレティコ・マドリーのFWフェルナンド・トーレスは、ルーズボールをヘディングで処理しようとした際に相手DFのアレックス・ベルガンティニョスと衝突。落下の際に地面に頭部を強打すると、意識を失って倒れ込んだ。
すぐさま深刻さに気付いた両チームの選手たちが、メディカルスタッフを急いで呼び寄せ、F・トーレスは検査を受けるため病院に搬送されるほどの緊急事態に陥った。
翌日、入院先から無事に退院したF・トーレスは、同日中にツイッターを更新。「心配してメッセージを送ってくれたみんな、ありがとう。ちょっと怖かったけど、すぐ元気になった。もう問題はない。チームメイト、デポルティボの関係者、そしてSNSを通じて励ましてくれたファンに感謝したい」とメッセージを綴った。
そんなF・トーレスは、3月5日にアトレティコの本拠地ビセンテ・カルデロンで行なわれた第26節のバレンシア戦をスタンドから観戦するなど、順調な回復ぶりを見せた。そして、生え抜きのエースに感動的なエールを送ったのが、熱狂的なサポーターたちだった。
背番号にちなんだ「9」分にアトレティコ・サポーターたちはスタンドで巨大なバナーを掲げ、「カルデロンはお前を愛している。強くあれ、トーレス!」と熱烈なメッセージを送り、約1分間に渡って、チャントを歌い続けたのだ。
このサポーターからの声援に対してF・トーレスは試合後、自身のインスタグラムで、「僕は戻ってくるのを楽しみしている。愛をありがとう」と、サポーターが掲げたバナーの写真付きでコメントした。
試合は3-0でアトレティコが快勝。この日、2ゴールを挙げたアントワーヌ・グリエーズマンも「今日は彼がここに戻ってきてくれて嬉しかった。早く練習に参加できるようになったらいいね。僕たちには彼が必要だ」と、F・トーレスの早期復帰を願った。
2001年にユースから昇格し、トップチームデビューを飾ったF・トーレス。「エル・ニーニョ(神の子)」と呼ばれたストライカーは、2007年の夏にはリバプールへ移籍すると、その後はチェルシーとミランと渡り歩く。そして、2015年1月に「長い間この瞬間を待ち望んできた」という古巣アトレティコ復帰が実現。その決断はサポーターからも称賛された。
とはいえ32歳を迎えた今シーズンはここまで20試合で5得点にとどまり、今年6月に満了となる契約をクラブが更新しないのではないかという憶測も流れている。
そんな中でもアトレティコ・サポーターはやはり、生え抜きのスターを心の底から愛している。F・トーレス本人も今回の感動的なバナーやチャントを見て、1日も戦列復帰を心に誓ったはずだ。
3月2日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第25節のデポルティボ戦で、アトレティコ・マドリーのFWフェルナンド・トーレスは、ルーズボールをヘディングで処理しようとした際に相手DFのアレックス・ベルガンティニョスと衝突。落下の際に地面に頭部を強打すると、意識を失って倒れ込んだ。
すぐさま深刻さに気付いた両チームの選手たちが、メディカルスタッフを急いで呼び寄せ、F・トーレスは検査を受けるため病院に搬送されるほどの緊急事態に陥った。
翌日、入院先から無事に退院したF・トーレスは、同日中にツイッターを更新。「心配してメッセージを送ってくれたみんな、ありがとう。ちょっと怖かったけど、すぐ元気になった。もう問題はない。チームメイト、デポルティボの関係者、そしてSNSを通じて励ましてくれたファンに感謝したい」とメッセージを綴った。
そんなF・トーレスは、3月5日にアトレティコの本拠地ビセンテ・カルデロンで行なわれた第26節のバレンシア戦をスタンドから観戦するなど、順調な回復ぶりを見せた。そして、生え抜きのエースに感動的なエールを送ったのが、熱狂的なサポーターたちだった。
背番号にちなんだ「9」分にアトレティコ・サポーターたちはスタンドで巨大なバナーを掲げ、「カルデロンはお前を愛している。強くあれ、トーレス!」と熱烈なメッセージを送り、約1分間に渡って、チャントを歌い続けたのだ。
このサポーターからの声援に対してF・トーレスは試合後、自身のインスタグラムで、「僕は戻ってくるのを楽しみしている。愛をありがとう」と、サポーターが掲げたバナーの写真付きでコメントした。
試合は3-0でアトレティコが快勝。この日、2ゴールを挙げたアントワーヌ・グリエーズマンも「今日は彼がここに戻ってきてくれて嬉しかった。早く練習に参加できるようになったらいいね。僕たちには彼が必要だ」と、F・トーレスの早期復帰を願った。
2001年にユースから昇格し、トップチームデビューを飾ったF・トーレス。「エル・ニーニョ(神の子)」と呼ばれたストライカーは、2007年の夏にはリバプールへ移籍すると、その後はチェルシーとミランと渡り歩く。そして、2015年1月に「長い間この瞬間を待ち望んできた」という古巣アトレティコ復帰が実現。その決断はサポーターからも称賛された。
とはいえ32歳を迎えた今シーズンはここまで20試合で5得点にとどまり、今年6月に満了となる契約をクラブが更新しないのではないかという憶測も流れている。
そんな中でもアトレティコ・サポーターはやはり、生え抜きのスターを心の底から愛している。F・トーレス本人も今回の感動的なバナーやチャントを見て、1日も戦列復帰を心に誓ったはずだ。