ミルウォール監督は「誰がこの勝利を予想した?」と興奮気味に語る!
現地時間2月18日、FA杯5回戦が行なわれ、岡崎慎司の所属するレスターとイングランド3部のミルウォールが対戦。1-0でミルウォールが勝利した。
試合序盤から主導権を握ったのは、昨シーズンのプレミアリーグ王者レスターだった。
岡崎とデマライ・グレイ、アーメド・ムサを中心としたスピーディーな攻撃を展開したレスターは、14分に岡崎、17分にキングが敵ゴール前でチャンスを作るなど、主導権を握ったままスコアレスで前半を折り返す。
後半に入っても攻めの姿勢を貫くレスターに対し、ミルウォールは52分にDFのジャック・クーパーがこの日、2度目の警告を受けて退場となり、アウェーチームが数的優位に立つ。
圧倒的に攻めながら70分を過ぎてもゴールの奪えないレスターは、73分にエースのジャイミー・ヴァーディーを投入。すると、80分、そのヴァーディーがボックス内ですらしたボールを岡崎が拾い、相手GKとの1対1の絶好機を得たが、これも不発に終わる。
すると、決定機を逃し続けたレスターに焦りの色を見せ始めた90分、ミルウォールが均衡を破る。
CFのリー・グレゴリーとの連携から敵ボックス内を抜け出したショーン・カミングスが、相手DF4人を引き連れながらも、左足で流し込んで待望の先制点を決めたのだ。
結局、この1点が決勝弾となり、試合は終了。直後に興奮したミルウォール・サポーターたちがピッチ内に流れ込む光景は、3部チームが前年度のプレミアリーグ王者を撃破したことの重大さを物語っているようであった。
試合後、ミルウォールの選手やスタッフたちは、英国メディア『BBC』のインタビューに対し、ベスト8進出と望外とも言えるレスター撃破の喜びを語った。
決勝点のカミングスは、「この勝利はチームに自信を与えてくれる。ここまで来れたことは嬉しいが、さらに前進を続けなければいけない」と先を見据えるコメントを残している。
勝利監督となったニール・ハリスは興奮気味に次のようなコメントを残した。
「これは偶然なんかではないよ。我々は良く走ったし、素晴らしいスピリットを持っていた。10人になった時は、正直、衝撃が走った。レスターからもプレッシャーを受けたしね。でも、再試合を望んではいなかったから勝ちに行った。
スタンドの雰囲気は最高で、その声援は驚くべきものだった。我々にとって特別な日になったね。ファンは選手のために、選手はファンのために戦っていた。我々が準々決勝に進むなんて誰も考えてはいなかったはずだ」
一方、サブメンバー中心のメンバー構成だったとはいえ、敗れ去ったレスターにとっては、2月22日に行なわれるチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント1回戦のセビージャ戦に向けて、暗雲が立ち込める黒星となった。
試合序盤から主導権を握ったのは、昨シーズンのプレミアリーグ王者レスターだった。
岡崎とデマライ・グレイ、アーメド・ムサを中心としたスピーディーな攻撃を展開したレスターは、14分に岡崎、17分にキングが敵ゴール前でチャンスを作るなど、主導権を握ったままスコアレスで前半を折り返す。
後半に入っても攻めの姿勢を貫くレスターに対し、ミルウォールは52分にDFのジャック・クーパーがこの日、2度目の警告を受けて退場となり、アウェーチームが数的優位に立つ。
圧倒的に攻めながら70分を過ぎてもゴールの奪えないレスターは、73分にエースのジャイミー・ヴァーディーを投入。すると、80分、そのヴァーディーがボックス内ですらしたボールを岡崎が拾い、相手GKとの1対1の絶好機を得たが、これも不発に終わる。
すると、決定機を逃し続けたレスターに焦りの色を見せ始めた90分、ミルウォールが均衡を破る。
CFのリー・グレゴリーとの連携から敵ボックス内を抜け出したショーン・カミングスが、相手DF4人を引き連れながらも、左足で流し込んで待望の先制点を決めたのだ。
結局、この1点が決勝弾となり、試合は終了。直後に興奮したミルウォール・サポーターたちがピッチ内に流れ込む光景は、3部チームが前年度のプレミアリーグ王者を撃破したことの重大さを物語っているようであった。
試合後、ミルウォールの選手やスタッフたちは、英国メディア『BBC』のインタビューに対し、ベスト8進出と望外とも言えるレスター撃破の喜びを語った。
決勝点のカミングスは、「この勝利はチームに自信を与えてくれる。ここまで来れたことは嬉しいが、さらに前進を続けなければいけない」と先を見据えるコメントを残している。
勝利監督となったニール・ハリスは興奮気味に次のようなコメントを残した。
「これは偶然なんかではないよ。我々は良く走ったし、素晴らしいスピリットを持っていた。10人になった時は、正直、衝撃が走った。レスターからもプレッシャーを受けたしね。でも、再試合を望んではいなかったから勝ちに行った。
スタンドの雰囲気は最高で、その声援は驚くべきものだった。我々にとって特別な日になったね。ファンは選手のために、選手はファンのために戦っていた。我々が準々決勝に進むなんて誰も考えてはいなかったはずだ」
一方、サブメンバー中心のメンバー構成だったとはいえ、敗れ去ったレスターにとっては、2月22日に行なわれるチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント1回戦のセビージャ戦に向けて、暗雲が立ち込める黒星となった。