5人目のキッカー小川が沈めて、U-19アジア選手権を初制覇!
[U-19アジア選手権・決勝] 日本0(5PK3)0サウジアラビア/10月30日/バーレーン
U-19日本代表が、U-19アジア選手権で初優勝を果たした。決勝のサウジアラビア戦は、120分を戦っても0-0で勝負がつかず。PK戦を5-3で制してアジアの頂点に立った。日本は大会6試合を通して無失点での優勝だ。
【PHOTO U-19アジア選手権 @表彰式】悲願のアジア制覇を達成し喜ぶ選手たち
【PHOTO U-19アジア選手権 @試合】PKでサウジアラビアに勝利し悲願のアジア制覇
初優勝がかかったサウジアラビアとの決勝戦で、日本は準決勝のベトナム戦からスタメン10人を入れ替えた。布陣は4-4-2で、GKは小島亨介。最終ラインは左から舩木翔、中山雄太、冨安健洋、藤谷壮。2ボランチは市丸瑞希と坂井大将が組み、左MFは三好康児、右MFは堂安律。2トップには小川航基と岩崎悠人が並んだ。
試合は立ち上がりに、サウジアラビアにファーストシュートを許す。これは幸いにもポストを叩いたが、危ないシーンだった。日本のチャンスは7分。小川がエリア内でシュートを放つも、ゴール左に外れた。
15分を過ぎてほぼ互角の展開。サウジアラビアは守備が組織的で、かつロングボールで素早く前線の選手を狙って迫力ある攻撃を仕掛けてくる。
日本は次第に左サイドの三好を起点に攻撃の圧力を強める。そして36分、CKのセカンドボールを拾った中山が左サイドにつなぎ、これを受けた三好がシュートに持ち込むも枠を外れた。
38分、日本の左サイドをドリブルで持ち上がられ、アーリークロスを入れられる。これがゴール前のFWにつながってシュートを打たれるが、大きく上に外れた。
43分、日本がペナルティエリア付近でFKを獲得。三好が直接狙ったが、シュートは上へ外れる。ジリジリした展開のままスコアレスでハーフタイムを迎えた。
メンバーチェンジなしで挑んだ後半は、50分に決定的なピンチを迎える。中盤でのパスミスを奪われてカウンターを食らい、ゴール前でパス2本をつながれてシュートを打たれる。これはDFが身体に当ててブロックし、なんとか難を逃れた。
53分に日本が反撃。右SBの藤谷がインターセプトからドリブルで持ち上がり、相手陣内の深い位置からクロスを入れるが、ゴールキックの判定に。
続く54分には右サイドのスペースを突いて岩崎が起点になり、中央へ走り込んだ堂安にパスを通す。堂安はドリブルでエリア内に侵入しようとするも、DFに止められてしまう。
59分、相手選手との接触で右足を痛めた三好が遠藤と交代。
61分、FKのセカンドボールを拾った市丸がシュート。これはDFにブロックされるが、こぼれ球に反応した岩崎がオーバーヘッドで狙う。しかし、再びDFにブロックされる。
66分、交代出場の遠藤が左サイドから中央にカットイン。エリア外からミドルを狙うも枠を外れる。
69分、中盤でボールを奪われカウンターを食らう。中央を割られてGKもかわされるが、相手FWがシュートミス。絶体絶命のピンチをしのいだ。
79分、日本が二人目の交代。ボランチ市丸に代えて原を投入する。
80分に、日本がまたもピンチ。サウジアラビアMFにドリブル突破を許し、エリア内でシュートを打たれるも上へ外れる。
82分、左サイドを遠藤と船木で攻略。遠藤のクロスに岩崎がヘッドで合わせるも、GKの正面を突いてしまう。
86分、ロングボールを入れられピンチに。空中戦では冨安が競り勝つも、こぼれ球を拾われてシュートを打たれる。GKがセーブし、難をがれる。
87分、日本が左サイドから攻撃。左の遠藤から中央の小川にクロスが入る。そこに堂安が走り込むも、小川のパスが合わずにシュートチャンスを逃す。
アディショナルタイムの2分間でもゴールは生まれず。試合は15分ハーフの延長戦に突入した。
延長前半2分、右SBの藤谷が両足の腿を抑えながらピッチに倒れ込み、そのまま初瀬と交代。
延長前半8分、堂安が中央へ切れ込み、エリア外からシュート。DFに当たったこぼれ球を遠藤が拾いクロスを上げる。これに岩崎が反応するが、わずかに合わず。
延長後半4分、左サイドで得たFKから遠藤がクロスを供給するも、DFにクリアされる。セカンドボールを拾って再びクロスを入れるが、またもDFにクリアされる。さらに、こぼれ球を拾って遠藤がシュート。左へ大きく外れた。
延長後半8分、ペナルティエリア付近でFKを与える。サウジアラビアの直接FKが枠を捉えたが、GK小島がファインセーブでしのいだ。
延長後半15分、中盤で得たFKから堂安がロングボールを放り込むが、GKにキャッチされる。直後に終了の笛が鳴り、勝負の行方はPK戦にゆだねられた。
PKは日本が先攻。一人目のキッカー、キャプテンの坂井は、GKの動きを見て冷静に決める。後攻のサウジアラビアも成功。
二人目のキッカーは堂安。中央に豪快に蹴り込む。サウジアラビア二人目も成功。
三人目のキッカーは遠藤。GKの逆を突き、左に沈める。サウジアラビア三人目も成功。
四人目のキッカーは中山。右上に決める。サウジアラビア四人目はゴール上へ外す。
五人目のキッカーは小川。しっかりと右隅に沈め、日本がPK戦を制す。U-19アジア選手権初優勝を果たした。
U-19日本代表が、U-19アジア選手権で初優勝を果たした。決勝のサウジアラビア戦は、120分を戦っても0-0で勝負がつかず。PK戦を5-3で制してアジアの頂点に立った。日本は大会6試合を通して無失点での優勝だ。
【PHOTO U-19アジア選手権 @表彰式】悲願のアジア制覇を達成し喜ぶ選手たち
【PHOTO U-19アジア選手権 @試合】PKでサウジアラビアに勝利し悲願のアジア制覇
初優勝がかかったサウジアラビアとの決勝戦で、日本は準決勝のベトナム戦からスタメン10人を入れ替えた。布陣は4-4-2で、GKは小島亨介。最終ラインは左から舩木翔、中山雄太、冨安健洋、藤谷壮。2ボランチは市丸瑞希と坂井大将が組み、左MFは三好康児、右MFは堂安律。2トップには小川航基と岩崎悠人が並んだ。
試合は立ち上がりに、サウジアラビアにファーストシュートを許す。これは幸いにもポストを叩いたが、危ないシーンだった。日本のチャンスは7分。小川がエリア内でシュートを放つも、ゴール左に外れた。
15分を過ぎてほぼ互角の展開。サウジアラビアは守備が組織的で、かつロングボールで素早く前線の選手を狙って迫力ある攻撃を仕掛けてくる。
日本は次第に左サイドの三好を起点に攻撃の圧力を強める。そして36分、CKのセカンドボールを拾った中山が左サイドにつなぎ、これを受けた三好がシュートに持ち込むも枠を外れた。
38分、日本の左サイドをドリブルで持ち上がられ、アーリークロスを入れられる。これがゴール前のFWにつながってシュートを打たれるが、大きく上に外れた。
43分、日本がペナルティエリア付近でFKを獲得。三好が直接狙ったが、シュートは上へ外れる。ジリジリした展開のままスコアレスでハーフタイムを迎えた。
メンバーチェンジなしで挑んだ後半は、50分に決定的なピンチを迎える。中盤でのパスミスを奪われてカウンターを食らい、ゴール前でパス2本をつながれてシュートを打たれる。これはDFが身体に当ててブロックし、なんとか難を逃れた。
53分に日本が反撃。右SBの藤谷がインターセプトからドリブルで持ち上がり、相手陣内の深い位置からクロスを入れるが、ゴールキックの判定に。
続く54分には右サイドのスペースを突いて岩崎が起点になり、中央へ走り込んだ堂安にパスを通す。堂安はドリブルでエリア内に侵入しようとするも、DFに止められてしまう。
59分、相手選手との接触で右足を痛めた三好が遠藤と交代。
61分、FKのセカンドボールを拾った市丸がシュート。これはDFにブロックされるが、こぼれ球に反応した岩崎がオーバーヘッドで狙う。しかし、再びDFにブロックされる。
66分、交代出場の遠藤が左サイドから中央にカットイン。エリア外からミドルを狙うも枠を外れる。
69分、中盤でボールを奪われカウンターを食らう。中央を割られてGKもかわされるが、相手FWがシュートミス。絶体絶命のピンチをしのいだ。
79分、日本が二人目の交代。ボランチ市丸に代えて原を投入する。
80分に、日本がまたもピンチ。サウジアラビアMFにドリブル突破を許し、エリア内でシュートを打たれるも上へ外れる。
82分、左サイドを遠藤と船木で攻略。遠藤のクロスに岩崎がヘッドで合わせるも、GKの正面を突いてしまう。
86分、ロングボールを入れられピンチに。空中戦では冨安が競り勝つも、こぼれ球を拾われてシュートを打たれる。GKがセーブし、難をがれる。
87分、日本が左サイドから攻撃。左の遠藤から中央の小川にクロスが入る。そこに堂安が走り込むも、小川のパスが合わずにシュートチャンスを逃す。
アディショナルタイムの2分間でもゴールは生まれず。試合は15分ハーフの延長戦に突入した。
延長前半2分、右SBの藤谷が両足の腿を抑えながらピッチに倒れ込み、そのまま初瀬と交代。
延長前半8分、堂安が中央へ切れ込み、エリア外からシュート。DFに当たったこぼれ球を遠藤が拾いクロスを上げる。これに岩崎が反応するが、わずかに合わず。
延長後半4分、左サイドで得たFKから遠藤がクロスを供給するも、DFにクリアされる。セカンドボールを拾って再びクロスを入れるが、またもDFにクリアされる。さらに、こぼれ球を拾って遠藤がシュート。左へ大きく外れた。
延長後半8分、ペナルティエリア付近でFKを与える。サウジアラビアの直接FKが枠を捉えたが、GK小島がファインセーブでしのいだ。
延長後半15分、中盤で得たFKから堂安がロングボールを放り込むが、GKにキャッチされる。直後に終了の笛が鳴り、勝負の行方はPK戦にゆだねられた。
PKは日本が先攻。一人目のキッカー、キャプテンの坂井は、GKの動きを見て冷静に決める。後攻のサウジアラビアも成功。
二人目のキッカーは堂安。中央に豪快に蹴り込む。サウジアラビア二人目も成功。
三人目のキッカーは遠藤。GKの逆を突き、左に沈める。サウジアラビア三人目も成功。
四人目のキッカーは中山。右上に決める。サウジアラビア四人目はゴール上へ外す。
五人目のキッカーは小川。しっかりと右隅に沈め、日本がPK戦を制す。U-19アジア選手権初優勝を果たした。