1得点・3アシストと大車輪の働きを披露。
清水は8日、大阪商業大との練習試合(45分×2本)を行ない7対0で勝利した。この試合で、6月8日の町田戦で左第5~8肋骨骨折と肺を挫傷したキャプテンの大前元紀が、3か月ぶりに実戦復帰。5得点に絡む働きを見せ、山形戦(11日)でのベンチ入りへ前進した。
怪我が癒え先週からチーム練習に合流していた大前は、2トップの一角で2本目から出場。相手の最終ラインと中盤に生まれたスペースで、味方からボールを引き出し攻撃を活性させるだけでなく、相手の背後を狙い果敢にゴールへ迫った。
すると、正確なパスさばきで3点目の起点になった直後には、長谷川悠のラストパスに抜け出して4点目を奪取。勢いは衰えず、プレースキックやスルーパスで3アシストと、大車輪のパフォーマンスを披露した。
久しぶりとなる実戦での出来に、本人は「相手が大学生でもあるし、普通です」と控えめに話しつつも、「うまくみんなを使うことを意識した。それぞれの特徴は出せたと思う」と手応えを掴んだ様子も見せた。
また、山形戦(11日)でのベンチ入りに向けては、「90分やれるかはやってみないと分からないけれど、普通にゲームができたのは良かったですし、そこ(山形戦)を目指してリハビリしてきた。まだ練習でアピールするチャンスもあるので、メンバーに入れるように頑張りたい」と意欲的だ。
小林伸二監督も「精度が高い」とこの日のパフォーマンスを褒め称え、「ベンチに置いておくと、相手も嫌なのかな」と、大前のベンチ入りを示唆。「明日のリバウンドも見なければいけない」(小林監督)と慎重な姿勢も見せたが、いずれにせよ、頼れるキャプテンの復帰は間近だと言えそうだ。
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
怪我が癒え先週からチーム練習に合流していた大前は、2トップの一角で2本目から出場。相手の最終ラインと中盤に生まれたスペースで、味方からボールを引き出し攻撃を活性させるだけでなく、相手の背後を狙い果敢にゴールへ迫った。
すると、正確なパスさばきで3点目の起点になった直後には、長谷川悠のラストパスに抜け出して4点目を奪取。勢いは衰えず、プレースキックやスルーパスで3アシストと、大車輪のパフォーマンスを披露した。
久しぶりとなる実戦での出来に、本人は「相手が大学生でもあるし、普通です」と控えめに話しつつも、「うまくみんなを使うことを意識した。それぞれの特徴は出せたと思う」と手応えを掴んだ様子も見せた。
また、山形戦(11日)でのベンチ入りに向けては、「90分やれるかはやってみないと分からないけれど、普通にゲームができたのは良かったですし、そこ(山形戦)を目指してリハビリしてきた。まだ練習でアピールするチャンスもあるので、メンバーに入れるように頑張りたい」と意欲的だ。
小林伸二監督も「精度が高い」とこの日のパフォーマンスを褒め称え、「ベンチに置いておくと、相手も嫌なのかな」と、大前のベンチ入りを示唆。「明日のリバウンドも見なければいけない」(小林監督)と慎重な姿勢も見せたが、いずれにせよ、頼れるキャプテンの復帰は間近だと言えそうだ。
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)