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新生ガンバが目指すスタイルとは?38歳のドイツ人指揮官イェンス・ヴィッシング監督招聘の舞台裏と始動直後に浮かび上がった輪郭

カテゴリ:Jリーグ

下薗昌記

2026年01月10日

ボール保持からボール奪取へのスタイル転換

ガンバのキックオフイベント。イェンス・ヴィッシング監督の下で再スタートするチームの方針が発表された。写真:下薗昌記

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 ボール保持からボール奪取へのスタイル転換――。クラブ史上ふたり目となるドイツ人指揮官を招いたガンバ大阪の新たな輪郭が始動初日にして、くっきりと浮かび上がった。

 イェンス・ヴィッシング監督がいかなるサッカーを目指すのかは1月7日の始動日に行なわれた初練習と、その後に行なわれたクラブの方針を明らかにするキックオフイベントにヒントがあった。

 水谷尚人社長は、オファーをしたヴィッシング監督から、ガンバ大阪が目指すべき方向性を逆プレゼンされたと明かしたが、ポヤトス体制からの発展の鍵として新任の三上大勝フットボール本部本部長が語った言葉は「どこのエリアで攻守ともに支配をしていくのか、どこのエリアというところにもう一歩先があるのではないかと判断し、イェンスという新しい監督のもとでスタートをすることを決めた」と語った。

 「どこのエリア」というのは言うまでもなく、より敵陣に近い位置でのボール奪取にこだわり、強度の高さと縦に速いスタイルを目指すということである。

指示を送るヴィッシング監督。どんなサッカーを見せてくれるのか注目だ。写真:下薗昌記

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 イベント後に、水谷社長に複数の候補の中からヴィッシング監督に白羽の矢を立てた理由を聞いたが「ベンフィカのGMにも話を聞きましたけど、練習を託されていた彼は相当評価が良かった。後は他に会った欧州の監督は皆そうだったが、ACL2に対しての価値観も強かった」とACL2でも躍進を目指すガンバ大阪の方向性との合致も理由のひとつだと明かしてくれた。

 好むサッカーのスタイルは――。イベントに登壇したドイツ人指揮官の答えに目指す方向性が凝縮していた。「まずはシンプルに勝つためのサッカーを好む。そのためにはフィジカル的な強度の高さも求めるし、アクティブで支配するサッカーに尽きると思っている。チーム全体で攻撃し、守ることを一丸となってやっていく。それが今言える範囲のスタイル」(ヴィッシング監督)。
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