「加入以来、最悪」「怪我は過去の話」ついに監督解任…チームと共に不調が続く久保建英にソシエダ番記者が苦言。痛恨の決定機逸に「タケのような一流には許されない」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年12月17日
「局面打開力やフィニッシュの精度を欠いている」
タケ・クボ(久保建英)は、2022年夏にレアル・ソシエダに加入して以来、最悪の時期を経験している。セルヒオ・フランシスコ監督が12月14日、成績不振で解任されたなか、タケもまた自分の良さを見失い、局面打開力やフィニッシュの精度を欠いている。怪我もう過去の話だ。
約1か月の離脱を経て復帰してきたのだから、言い訳にはならない。攻撃の中心としてチームを勝利に導くのに最適なコンディションのはずだ。しかし、何かがうまくいっていない。
クラブは、フランシスコの後任としてBチームを率いるホン・アンソテギを昇格させた。しかし、まだ指導経験が浅く、あくまで次期監督を探すまでの“つなぎ”である。アンテソギはBチームでは4-2-3-1のフォーメーションを採用しており、2列目の3枚が流動的に動くのが攻撃のパターンだ。右サイドの大外に開いてタッチライン沿いに張りっぱなしのタケにとって、短期間とはいえ、彼の就任はプラスに作用するかもしれない。
フランシスコにとって最後の試合となったジローナ戦(1-2)でも、タケの苦境は続いた。試合開始から2分、ソシエダが攻撃を仕掛けた。外科医のような正確なワンタッチパスで左サイドへと展開し、バレネチェアのクロスにタケが走り込んだ。しかし、右足でうまく捉えられず、ボールは大きく枠を外れた。
端的に言って、タケのような一流のアタッカーがこのようなチャンスを逃すことは許されない。もちろん彼自身がそれを十分に認識していたが、そのことがかえってその後のパフォーマンスに影響を及ぼした可能性は否定できない。
約1か月の離脱を経て復帰してきたのだから、言い訳にはならない。攻撃の中心としてチームを勝利に導くのに最適なコンディションのはずだ。しかし、何かがうまくいっていない。
クラブは、フランシスコの後任としてBチームを率いるホン・アンソテギを昇格させた。しかし、まだ指導経験が浅く、あくまで次期監督を探すまでの“つなぎ”である。アンテソギはBチームでは4-2-3-1のフォーメーションを採用しており、2列目の3枚が流動的に動くのが攻撃のパターンだ。右サイドの大外に開いてタッチライン沿いに張りっぱなしのタケにとって、短期間とはいえ、彼の就任はプラスに作用するかもしれない。
フランシスコにとって最後の試合となったジローナ戦(1-2)でも、タケの苦境は続いた。試合開始から2分、ソシエダが攻撃を仕掛けた。外科医のような正確なワンタッチパスで左サイドへと展開し、バレネチェアのクロスにタケが走り込んだ。しかし、右足でうまく捉えられず、ボールは大きく枠を外れた。
端的に言って、タケのような一流のアタッカーがこのようなチャンスを逃すことは許されない。もちろん彼自身がそれを十分に認識していたが、そのことがかえってその後のパフォーマンスに影響を及ぼした可能性は否定できない。
しかし、立ち上がりは積極的にチャンスに絡んだ。12分、ペナルティエリアの端付近でボールをキープすると、一瞬のスキを突いてDFの裏にスルーパスを供給した。しかし、抜け出したセルヒオ・ゴメスがシュートではなくクロスを選択し、ブライス・メンデスに合わずチャンスを逸した。
13分、タケは再び素晴らしいスルーパスを通したが、ゲデスの右足ダイレクトシュートは相手GKのガッサニーガにキャッチされた。16分には、カルロス・ソレールが放ったミスショットを右サイドでコントロールし、ドリブルで中に切れ込んだが、シュートに持ち込むことはできなかった。
タケにとって、この立ち上がりは、今シーズン最高の15分間だったと言っても過言ではなかった。問題は、その後すぐに勢いを失い、残り 75分間、ほとんど目立たない脇役に追いやられてしまったことだ。
13分、タケは再び素晴らしいスルーパスを通したが、ゲデスの右足ダイレクトシュートは相手GKのガッサニーガにキャッチされた。16分には、カルロス・ソレールが放ったミスショットを右サイドでコントロールし、ドリブルで中に切れ込んだが、シュートに持ち込むことはできなかった。
タケにとって、この立ち上がりは、今シーズン最高の15分間だったと言っても過言ではなかった。問題は、その後すぐに勢いを失い、残り 75分間、ほとんど目立たない脇役に追いやられてしまったことだ。




















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