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「奇妙」「人気は絶大」強豪から2戦連発の日本代表MFはなぜレギュラーではないのか。海外大手メディアが困惑「4勝のうち3勝で好印象を残したにもかかわらず…」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年12月13日

「出場時間で後れを取っている」

出場すれば結果を残す田中。(C)Getty Images

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 先週はリーズの田中碧にとって最高の1週間だった。

 12月3日のチェルシー戦ではチームの2点目となるゴールを決め、3-1の勝利に貢献。さらに6日のリバプール戦では、終了間際に値千金の同点弾をあげ、チームに1ポイントをもたらした。強豪相手に2試合で4ポイントを獲得したリーズは、降格圏を脱して16位につけている。

 この活躍でスポットライトを当てられている田中だが、リバプール戦ではベンチスタートだった。今季のプレミアリーグでは12試合出場で先発が6回。アントン・シュタッハとショーン・ロングスタッフが加わった中盤で、絶対的なレギュラーとはなれていない。

 米英を拠点とる大手スポーツメディア『The Athletic』は12月11日、「リーズのタリスマン的存在ながら先発が確実ではないタナカ」と、チームにとって貴重な戦力にもかかわらず、スタメンを確保できていない状況について伝えた。

「タナカは奇妙な立場にある。サポーターからの人気は絶大だ。チャンピオンシップではベストのひとりと証明した。だが今、4勝のうち3勝で好印象を残したにもかかわらず、出場時間で後れを取っている」

 フィジカルの懸念は昇格決定時から言われてきた。同メディアは「非保持時はダニエル・ファルケ監督が気にするかもしれない明白な弱点がある。タックル成功率がわずか29.4%しかないのだ」と指摘している。

「90分あたりでタックルトライは平均2.79回、そのうち成功は0.82回のみ。チャレンジ失敗は平均1.97とチーム最多だ。ただしロングスタッフも1.94とさほど離れていない。タナカが印象的だったのは、インターセプトと奪還だ。インターセプトの平均1.97はジェームズ・ジャスティンに次ぐ数字。奪還の平均5.08回はジャスティン、イーサン・アンパドゥに次ぐ数字だ」
 
「タナカがタックルを改善できるのは数字が示しているが、熱心に足を出し、そういったフィジカルバトルができると証明しようとしていることに疑いはない」

 The Athleticは「ファルケが言い続けているように、チームのほかの選手たちと同じく、タナカは完璧ではない」と続けた。

「だが、彼にはエランド・ロードの観客との間にタリスマンのようなクオリティがある。外すことができないものの、シュタッハやロングスタッフといった異なるスキルの選手たちとのローテーションの必要もあり、彼は不思議なそのふたつを行き来しているようだ。たとえエランド・ロードにおけるタナカのように血統の良さがあっても、コースに応じた馬がある(適材適所)ということだ」

 長いシーズンでいろいろなチームと様々な条件下で対戦していくだけに、そのときの状況に応じて指揮官がメンバーを選ぶのは当然だ。ただ、田中としては、もっとレギュラーとしての立場を堅固にしたいところ。現在の良い流れを生かし、さらなる上昇気流に乗れることを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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