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「高山病の可能性」「完全アウェー」環境面や移動の厳しさでグループAは“死の組筆頭”。日本以上に韓国は過酷な組に入ったか【北中米W杯】

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年12月06日

南アフリカに比べればまだマシだが

熱狂的なメキシコ・サポーターの存在は対戦国にとって脅威だ。(C)Getty Images

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 来年6月開催の北中米ワールドカップ。環境や移動の厳しさという観点で見れば、グループAは“最難度クラス”に入るだろう。ホスト国のひとつであるメキシコがいて、開催都市はメキシコシティ、サポパン、アトランタ、グアダルーペである。

 メキシコシティは標高約2200メートルの超高地、サポパン(グアダラハラ)も約1560メートルの高地。グアダルーペ(モンテレイ)は40℃近い酷暑と高湿度、アトランタはアメリカ東部の蒸し暑い都市と、環境、気候的にかなり過酷だ。

 そんな環境的“死の組筆頭”のグループAに組み込まれたのが、韓国だ。欧州プレーオフ枠(チェコ、アイルランド、デンマーク、北マケドニアの勝者)と戦う第1戦、メキシコと戦う第2戦をいずれもエスタディオ・シウダ・デ・メヒコ (アステカ・スタジアム/メキシコシティ)で、そこからモンテレイに移動して、南アフリカとの第3戦に臨むスケジュールで、なかなかハードなのである。
 
 初戦がいきなりメキシコ、さらにメキシコシティ→アトランタ→モンテレイと極端な移動を強いられる南アフリカに比べればまだマシ。しかし、厄介なグループに入ったと言える。

 実際、SNS上では以下の声が寄せられている。

「かなり高地での戦いで最低標高は1500m、最高標高が2000m越え!」
「2200メートルとなると普通に高山病の可能性もある」
「結構面倒な組」
「開催国メキシコ、完全アウェイで高地」
「コンディション維持が大変でトーナメント前にだいぶ体力削られる厳しい組」

 環境的には日本以上に韓国は過酷な組に入ったか。

 メキシコのファン・サポーターは世界的にも熱狂的。韓国はそうした“敵”とも戦わないといけない。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部
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