日本とのPK戦で4本中3本をストップ
この名前を聞いて、トラウマを思い出す人もいるだろう。2022年12月5日、カタールはアル・ジャヌーブ・スタジアム。日本のワールドカップ(W杯)ベスト8の悲願は、この男によって阻まれた。
クロアチアと120分間を終えて1-1と決着がつかず、迎えたPK戦で、1人目の南野拓実、2人目の三笘薫、そして4人目の吉田麻也のキックをことごとくストップ。4本中3本を止めるという驚異的なパフォーマンスで、文字通り日本の夢を打ち砕いたのだ。
リバコビッチは続く準々決勝の“王国”ブラジル戦でも躍動。これもPK戦で1人目のロドリゴのシュートを止め、準決勝進出に導く。クロアチアは準決勝では優勝するアルゼンチンに敗れるも、3位決定戦でモロッコを撃破。リバコビッチは守護神として全7試合にフル出場し、クロアチアの3位という好成績に大きく貢献した。
26年の北中米W杯でも活躍が期待されるリバコビッチだが、しかし現在は所属クラブで大きな壁にぶち当たっている。
ラ・リーガだけでなく、コパ・デル・レイでも出番が得られず、現状パウロ・ガッサニガ、ウラディスラフ・クラピフツォフに次ぐ第3GKという立ち位置。ベンチ入りはしているため怪我などのコンディション不良ではなさそうだが、事実上の戦力外となっている。
この現状に、リバコビッチの代理人は「彼はベンチに座るために、フェネルバフチェでの高額なサラリーを放棄して移籍したわけではない。レバンテに4失点で大敗(ラ・リーガ5節)した後も、なぜ正ゴールキーパーを変えなかったのか理解できない」と、ミチェル監督の起用法に疑問を投げかけた。
ジローナは現在ラ・リーガで18位と降格圏に低迷するが、そんな最悪のチーム状況でも出番が得られない。このままベンチを温める状態が続けば、いまなお絶対的守護神として君臨するクロアチア代表でのパフォーマンスにも影響してくるだろう。
当然1月の移籍が選択肢に入ってくるだろうが、その場合はジローナで試合に出れば、移籍ができなくなる。FIFAの規定により、同一シーズンに3クラブ以上で公式戦に出場できないため、ジローナ加入前にフェネルバフチェで2試合の公式戦に出場しているリバコビッチは、あと1クラブでしかプレーできないのだ。
北中米W杯まであと半年。リバコビッチは最高のコンディションで本大会を迎え、クロアチアを躍進に導くことができるか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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