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宿敵とのダービーで快勝して首位を独走! アーセナルの好調要因を英国人記者が語る「他のチームと比べて…」【現地発】

カテゴリ:メガクラブ

スティーブ・マッケンジー

2025年11月25日

エゼがハットトリックを達成

トッテナムを4-1で下したアーセナル。(C)Getty Images

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 11月23日、私はプレミアリーグ第12節のアーセナル対トッテナム戦を取材するため、前者の本拠地エミレーツに足を運んだ。

 このノースロンドン・ダービー前の順位はアーセナルが首位でトッテナムが8位。今シーズン開幕前、昨季の王者リバプールの連覇を予想するファンやメディアが大半だったなか、今はシーズン序盤から絶好調であるアーセナルの優勝を信じる人が増えている。

 ここまでの好調の要因は、驚異的な守備力にある。第11節終了時点で失点数はプレミア最小の「5」。他のチームと比べて失点の少なさが際立っている。これがアタッカー陣の自由で自信に満ちたプレーを可能にしているのだ。

 また、これまで攻撃がセットプレー頼みで“退屈”と評されたこともあったが、今やそのセットプレーが幾度となくチームを救い、好成績を維持する原動力となっている。
 
 今回のトッテナム戦では、ブラジル代表の試合で負傷したCBガブリエウ・マガリャンイスが欠場。ディフェンスリーダー不在の影響が心配されたが、前半は決定機をほとんど作らせなかった。

 逆に36分にレアンドロ・トロサールのゴールで先制。その5分後にはエベレチ・エゼが巧みな個人技から右足でネットを揺らして2点リードで試合を折り返した。

 後半に入っても攻撃の勢いは止まらず、46分にエゼが今度は左足のシュートを突き刺して3-0とする。55分にリシャルリソンに見事なロングシュートを決められて1点を返されるも、76分にアーセナルの10番が鮮やかにネットを揺らしてハットトリックを達成。4-1でダービーを制したアーセナルは、2位チェルシーとの勝点差が6となり、首位を独走している。

 卓越したパフォーマンスを見せ、勝利の立役者となったエゼからは全てのプレーに余裕を感じた。彼はまさにアーセナルが近年必要としていたプレミアリーグ優勝へ導くタイプのアタッカーではないだろうか。

 今季、快進撃を続けるアーセナルのプレミアリーグ制覇への歩みを止めるのは容易ではない。

著者プロフィール
スティーブ・マッケンジー(Steve Mackenzie)/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーター。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で出版した。

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