• トップ
  • ニュース一覧
  • ”生き残り”へ──。「どのポジションで出るかも分からなくて」19歳アタッカーが明かす”途中出場の難しさ”【日本代表】

”生き残り”へ──。「どのポジションで出るかも分からなくて」19歳アタッカーが明かす”途中出場の難しさ”【日本代表】

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年11月16日

先発出場と途中出場の違いは?

佐藤はボリビア戦で結果を出せるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

[国際親善試合]日本 2−0 ガーナ/11月14日/豊田スタジアム

 チャンスをもらいながらも目に見える結果を残せなかった。

 2025年11月14日のガーナ戦、19歳のアタッカー、佐藤龍之介は終盤の82分から途中出場。しかし、3−4−2−1システムのシャドーを任されたが、ゴールもアシストも決められなかった。

 投入時、すでに日本は2−0とリード。どうしても点が欲しいわけではなく、どちらかといえば失点したくない。このまま完封勝利が理想という状況下で攻撃的なポジションを担う難しさが、この日の佐藤にはあった。

「2−0のまま終わらせられればベストですが、途中から出る選手はやはり点を取りに行きたい。その気持ちを持ちつつ、前線と後ろのプレスにズレが生まれないようにプレーするところに難しさを感じました」
 
 今季ファジアーノ岡山で不動のレギュラーである佐藤も、日本代表ではサブ扱い。“先発出場と途中出場の違い”を尋ねると、次の答が返ってきた。

「自分はどのポジションで出るかも分からなくて。もちろんある程度の想定はしていますが、ウイングバックかシャドーをやる前提で集中して試合を観ていても、やはりピッチに入ると雰囲気も踏まえてすぐに慣れない。入った瞬間からアジャストできるようにしたいです」

 来年のワールドカップに向けて日本代表に生き残るにはまず、限られた時間で結果を出さないといけない。その挑戦について、佐藤は独自の見解を示した。

「ゴールが一番大事ですが、自分のプレーを出すところに僕はフォーカスしてやりたいです。得点は自分の特長を発揮できた時についてくるかなと。ゴールばかりに意識が行かないようにしたいです」

 18日のボリビア戦、出番があれば持ち前の攻撃センスを存分に披露してほしい。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

【画像】国内でガーナ&ボリビアと対戦!年内最後の親善試合に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!

【画像】どこもかしこもデザイン刷新! 世界各国の北中米W杯“本大会用ユニホーム”を一挙公開! 

【記事】「最悪だ」「レベルが低すぎた」W杯8度出場&8強経験の常連国がまさか!“早すぎる敗退”に辛辣批判「こんなに酷いなんてありえない」【アフリカ予選PO】 
 
【関連記事】
【画像】日本代表のガーナ出場17選手&監督の採点を一挙紹介! 難敵撃破に大貢献した3人に7点台の高評価!MOMは驚異的なデュエルの強さを発揮したボランチ
【画像】どこもかしこもデザイン刷新! 世界各国の北中米W杯“本大会用ユニホーム”を一挙公開!
ブラジル、ガーナ連破の原動力でどちらも「バケモノ級」。怪我人続出という森保ジャパンの悪夢を払拭する“救世主2人”【日本代表/コラム】
「ブラジル戦はまぐれじゃなかった…」ガーナ相手に完勝を収めた森保ジャパンに韓国メディアが唖然!「完膚なきまでに叩きのめした」
”セメニョを弾き飛ばしたタックル”は圧巻。すでに不可欠な戦力の佐野海舟はW杯でボランチの一角を担うか【日本代表】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年12月号
    11月10日(月)発売
    [特集]
    サンフレッチェ広島
    3年ぶり2度目のルヴァンカップ制覇
    積み重ねたスタイル 挑戦の先に掴んだ栄光
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年11月20日号
    11月6日(木)発売
    [特集]2025-2026 チェルシー進化論
    若き逸材たちが示す無限の可能性
    ヤング・ブルーズは止まらない
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ