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「所属チームのサポートのおかげ」U-17W杯に臨む廣山ジャパン。指揮官が明かした招集メンバー21人の選考基準

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2025年10月17日

モロッコ、ニューカレドニア、ポルトガルと対戦

U-17代表を率いる廣山監督。新フォーマットにも自信をのぞかせる。写真:松尾祐希

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 目ざすは最大8試合を戦っての世界一。U-17ワールドカップが11月3日にカタールで幕を開ける。

 前回大会までは24か国が参加する形式だったが、2年に一度の実施から毎年開催となった今大会よりフォーマットが一新。48か国が12組に分かれてグループステージを戦い、決勝トーナメントには各組上位2位と3位の上位8か国が進む。

 従って決勝トーナメントで1試合増え、ラウンド32からのスタートとなる。来年開催される北中米ワールドカップに近しいレギュレーションとなる一方で、スタジアムが使用されるのは決勝のみ。準決勝までは、アスパイア・ゾーンにある複数面の練習場で一斉に実施される。

 日本サッカー協会は10月17日、大会に臨むU-17日本代表のメンバー21人を発表。同日に記者会見を行なった。

 山本昌邦ナショナルチームダイレクターと共に登壇した廣山望監督は「今後の成長に向けて、エネルギーになる大会」と話し、新たな大会形式に関して「彼らは中学生の頃にU-15クラブユース選手権大会で48チームが参加する形式をやっているので、やり慣れているところはある」と問題ないことを強調した。

 近年、U-20ワールドカップには一線級の選手が参戦しにくくなっている一方で、U-17ワールドカップは国際移籍が解禁される18歳目前の世代の大会で、各国ともにタレントが揃う。実際に前回の23年大会で日本が対戦したアルゼンチンには、FWクラウディオ・エチェベリ(レバークーゼン)やFWフランコ・マスタントゥオーノ(レアル・マドリー)などがおり、スペインにもDFパウ・クバルシ(バルセロナ)がいた。
 
 そして今回、日本のスカッドでは、23人で戦った4月のU-17アジアカップから13名が選出。エース格のFW吉田湊海(鹿島ユース)、FW浅田大翔(横浜)といったトップチームデビューを果たしている選手が選ばれた。その他の8名のうち、6名がアジアカップ後に初招集された選手である。

 その理由について、廣山監督はこう語る。

「2人(MF平島大悟/鹿島ユース、DF田中義峯/浦和ユース)に関しては、これまでに呼んだことがある選手で、6人に関しては、アジアカップ後に入ってきました。日本特有の環境で、新学年になってからレギュラーを取って、そこから一気に自信をつけて競争に割って入ってこられるだけの力を備えている。これは所属チームの皆さんのサポートのおかげでもあります。そういう選手が本当に今回は多かった。もちろん、数名は怪我の影響で間に合わなかった選手もいる。その兼ね合いで新しい選手が多くなった」

 その6人の中の筆頭格が、MF和田武士(浦和ユース/1年)。ジュニアユースから進級してすぐにポジションを掴み、次回の参加資格も有しながら、今大会に出場する権利を得た。182センチの大型SB竹野楓太(神村学園/2年)は、今季に入ってからレギュラーに定着。夏のインターハイでチームの初優勝に貢献し、代表でも立場を確立した。

 まさに“旬”で伸び盛りのプレーヤーが組み込まれた廣山ジャパン。グループステージではモロッコ、ニューカレドニア、ポルトガルと対戦する。新フォーマットの大会でどこまで勝ち上がれるか。日本の未来を担う若武者たちの戦いから目が離せない。

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

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