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冨安も伊藤も町田も、そして高井もいない。一時は「最大の強み」とも評されたDF陣が弱みになりつつある現状で救世主候補は?【日本代表】

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年10月03日

森保監督に求められる対応力

冨安の不在は大きいが、そうした局面を乗り越えていかないといけない。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 一時は森保ジャパンの「最大の強み」とも評されたCBが今やウイークポイントになりつつある。そもそもCB経験が浅い長友佑都を先のアメリカ戦で3バックの一角に組み込んだ事実からも、そんな不安は窺えるだろう。

 10月のパラグアイ戦、ブラジル戦に臨む日本代表の招集メンバーに選ばれたDFは計7名。長友佑都、谷口彰悟、板倉滉、渡辺剛、安藤智哉、瀬古歩夢、鈴木淳之介で、このうちキャップ数10以下なのが4名(渡辺、安藤、瀬古、鈴木)だ。SNS上でも「DFの層が薄い」などとの声があるように、「このメンバーでブラジルと渡り合えるのか」との疑問があったとしても不思議はない。

 冨安健洋も、伊藤洋輝も、町田浩樹も、そして高井幸大もいない。冨安はコンディション不良で、伊藤も負傷によりバイエルンで満足の行くシーズンを過ごせていない。8月のブンデスリーガ開幕戦で左膝前十字靭帯を断裂した町田(ホッフェンハイム)は離脱中で、今夏トッテナムに加入した高井はトッテナムで公式戦デビューをまだ飾れずにいる。
 
 負傷さえなければ間違いなく主力、もしくは北中米ワールドカップの最終予選でコアメンバーを担った人材が揃ってこのような状態にあるのはひと言で不運。ただ、サッカーにおいて怪我や移籍関連のトラブルは付きもので、不測の事態での対応力が森保一監督には求められる。

 来年のワールドカップも“ベストメンバー”で戦える保証はない。その意味で、この段階で試練を味わっておくのは決して悪くない。安藤、鈴木あたりが救世主候補になれれば、チーム力の底上げに繋がるはずだから。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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